よくある3月のお話

少しずつ暖かくなってきて、桜も咲き始めましたね。外を出ると風が強くて前髪を必死に守るけど後ろ髪はボッサボサな季節。春ですね。

島根に来て丸三年。学生として過ごす最後の1年になってしまいました。気分は、しんみりだけどどこまでも広がっていくような透き通った水色。今日はそんなお話です。

3年前に初めて島根に降り立ち受験を乗り越え、進学と同時に始まった島根暮らし。新生活への穏やかな気分の高まりと風に舞う桜吹雪ってすごく似ているし心地がいいなと感じていました。今年もそんな春がやってくるんだなぁと、
出会いもあれば別れもある。別れがあるから出会いがある。どっちが先かなんて考えていたら、どっちでもいいのかもしれないですよね。寂しがり屋な僕にとってこの季節は少ししんみりしちゃいます。お世話になった人との卒業、引っ越し。僕の人生に彩を与えてくれた人たちも、自分の人生に彩を加えていくために旅立っていくって考えるとそれはとても嬉しいことのようにも感じます。
世界は自分中心じゃない、同時進行でたくさんの人の人生が鮮やかになっていくんだなって。全世界規模での広い視野を持つことってなかなか難しいし、日々の目まぐるしく回っている生活で少しずつ余裕がなくなって視界が狭まっていく僕らにとって、世界の広さも春は教えてくれるみたいです。

最近、とあるイベント?お祭り?に遊びに出かけました。お友達や後輩がスタッフとして駆け巡っていて、すごいな、キラキラしてるなと思ったし、同世代以外のお世話になった人たちにもたくさん会えました。偶然あった友達は僕の知り合いの多さにとても驚いていたけれど、考えてみれば、これも僕が島根に来て少しずつ広がっていった縁の形なんだなぁと。世界は広いし、自分の世界はまだ広がりを見せているということに、青空のような広がりを感じました。

水色とピンクの組み合わせ、僕は好きです。
そんなことを考えながら、進路に向けて、就活や勉強を頑張ろうって思ってます。
僕の人生も色鮮やかに彩っていきたいね。

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