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英語は留学しなくても上達できる。友達が羨ましいそんなあなたへ

こんにちは。
英会話の伝道師・まさぽんです。

今回は「留学をしたいけど、自分は訳あってできない。親のお金で留学できている友達が羨ましくて仕方がない!」という人向けに、英語は留学しなくてもマスターできるんですよ、ということをお伝えしています。

僕はかつて、大学時代に奨学金でアメリカ留学をしましたが、日本でも英語をしっかり勉強した結果、英検準1級を取れるくらいに英語力を磨き上げました。

なので、留学が果たして英語力UPに効果的なのか、それとも日本で英語を学んだ方が良いのか、といった観点で、自分の体験談を踏まえた上で、お伝えできることがあります。

「友達が留学してて羨ましい・・・」という人でも、国内で英語を上達させれば良いし、そのやり方は確立されているので、ぜひ諦めずに前を向いて頑張って欲しいなと思います。

■ 留学先で遊んでいる友達は、英語が伸びない

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僕は自分の留学生活で色々な学生を見てきましたが、ただ遊んでいただけの友達は、あまり英語力を伸ばせずに帰国する羽目になりました。

僕の友達のみならず、現地にはそういうタイプの学生がたくさんいたし、そういう人ほど留学費用を無駄にしていたように思えます。

僕が渡航した大学には、その人の英語力に応じてクラスのランクアップ制度があったのですが、勉強していない人ほどそのランクが上がらず、ずっと同じレベルのクラスに留まっていました。

なので、自分は海外留学を経験していないのに、友達は留学に行ってて、現地の華やかで煌びやかな生活をTwitterやInstagramで連日投稿していて羨ましい・・・という場合。

これって、留学に行けない側の立場としては、ものすごく辛いですよね。

きっとあの女の子は、海外に留学して現地のクラブやバーで毎日外国人と遊んで、外国人の彼氏を作って英語ペラペラになって、帰国後は就活で顔採用されて大手企業に内定。そのまま20代後半にはイケメンエリートと寿退社して専業主婦するんだろうな・・・(>_<)

といった「この社会の格差」を痛烈に感じるので、不公平に思うかもしれませんが、実際のところはきちんと勉強をしなければ英語力は伸びません。

だからこれを読んでいるあなたも、留学をした友達を羨ましがるだけではなく、「自分は自分だ」とハッキリした目標を立てて、英語学習にフォーカスした方が、将来の夢も叶いやすいし、人生は圧倒的に得だと僕は思います。

■ 親の金で留学した友達は、英語を真剣に学ばない

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これは僕の経験だけではなく、帰国後に色々な現役留学生と話してみて感じたことですが、

留学費用を自分で出した学生ほど真剣に勉強する一方、親から出してもらったお金で現地で遊んで暮らしている学生は、授業態度も適当で、課題や宿題もあまりこなさず、最終的に実力も伸びていませんでした。

なので、あなたが海外留学に行きたければ、親からの支援を当てにできなくても心配は要りません。自力でお金を貯めて留学をし、限られた期間を有意義に使えば良いのです。

実家が貧乏で、親は借金漬けで病気持ち。裕福な暮らしを経験したこともなく、学生生活と並行してバイトをしながらギリギリ生計を立てている。

そういう人にとって、「親の金で欧米に留学に行ける友達」は、ものすごく羨ましいし、嫉妬心を煽る存在かもしれません。

「見ないようにしよう」と決めていたあの子のインスタも、ふとした拍子に視界に入ってしまい、現地でエンジョイしている姿を見て、涙が出てくる・・・

そんな残酷な対比をされてしまえば、あなたの心がどれほど強かろうとも、やがて耐えられなくなる時が来るはずです。

日本では毎日のようにバイト(仕事)に追われて、生活資金と奨学金の返済のために自分の時間を犠牲にしている。英語を勉強する時間も体力も気力もない。一体何のために大学まで通ったんだろう。

こんな状況下では辛いだけなので、「どうして世の中はこんなに不公平なんだ!」と叫びたくなりますよね。

僕も過去には似たような境遇に置かれたことがあるので、100%とは言えませんが、少なからず共感はできます。

ただし、そういう人は苦労をしている分だけ、留学の高い価値を実感しているはずですから、たとえ留学に行かなかったとしても、日本国内で猛烈に勉強をして、英語を一気に上達させられる可能性が高いと思います。

■ 海外留学は英語力UPに必ずしも効果的ではない

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僕は大学2年の頃に、米国東海岸のボストンという場所に、3ヶ月ちょっとの留学に行きましたが、その費用は親からの借金と、奨学金で賄いました。

しかし、現地での生活は、想像とは裏腹に「キツイ事」ばかりで、願ったように英語力が右肩上がりに高まる訳でもありませんでした。

むしろ、留学生活自体は英語の勉強の動機に過ぎず、図書館や寮の部屋で取り組んでいた自主学習によって、僕は英語を話せるようになった側面が大きいです。

ふつう「留学」と言えば、華やかで毎日がキラキラしていて、現地のイケメン・美女集団とつるんで、指数関数的に友達が増えていく!みたいなイメージを持ちますよね。

僕もそういうイメージを持っていたし、そこそこ英語力はあった方なので、きっと現地では賑やかで楽しい毎日を送れるだろうと思っていました。

でも、実際に僕が経験した留学は、想像よりも遥かに過酷な生活で、自分の思ったことがすぐに英語で出てくるわけでもなければ、現地の友達や教授の話をすんなり理解できる訳でもありませんでした。

英語漬けの環境で、現地の友達と話しまくってれば、自然と英語が上達してペラペラになるだろうと思いきや、案外そうでもないんですよね。

当時の僕(まさぽん)は、英語でのコミュニケーションの取り方を知らなかったので、外国人の友達を作ろうにも、どうやって声を掛ければ良いかで苦労をします。

なんとかして「カタコト英語」で話しかけてみると、向こうも優しいので最初は受け入れてくれるのですが、現地の人とは文化や常識もまったく違うので、しばらくするとボロが出ます。

会話もいまいち盛り上がらず、ノリも合わなかったりするので、僕はアメリカに留学してから「もっと日本で英語を頑張っていれば・・・!」と、英語力の必要性を痛感したのです。

なので、あなたが本当に英語力を伸ばしたいのならば、必ずしも留学をする必要はありません。日本で教材などを使って勉強をすれば、十分に英語を上達させることはできます。

■ 留学をせずに日本で英語を学ぶ方がコスパが良い

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海外留学には、多額のお金が必要ですが、それを全て日本における英語学習に費やした方が、圧倒的にコスパ良く英語力を高められます。

一般的に、留学生の1年間の生活費は、ホームステイならば120万円、昼食費が40万円、交通費等20万円、通信費5万円、お小遣い60万円、 合計245万円くらいになりますが、これでもまだ安い方です。

海外に初めて行く場合は、現地の生活習慣やルールにも慣れていないので、あちこちで無駄な出費が増えたり、財布のヒモがゆるゆるになったりしますので、まだまだお金はかかります。

あなたが学生であれば、必死でアルバイトをしても、せいぜい100万円貯まるかどうかだと思いますが、それを留学に充ててしまうと、あっという間に全額が消えてなくなります。

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もともと家庭が裕福な人なら、留学に行くのは難しくありません。

が、「実家ガチャ」は自分ではコントロールできませんので、他の人がどうしていようと、あなたはあなたで自分の道を誠実に進めば良いだけです。

仮に必死で働いて留学費用が出せなかったとしても、日本には外国人と知り合う環境もあるし、教材や講座にお金を出して真面目に取り組めば、願った英語力を手に入れることもできます。

■ まとめ(英語は留学抜きでもマスターできる)

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僕自身は短期間の留学を経験しましたが、英語力を高めるのに留学自体はほとんど関係ありません。

「海外留学に行きさえすれば英語がペラペラになるのにな~」というのは、実は幻想なんです(僕も留学前にはそう思っていましたが^^;)

もちろん、留学先では楽しいこともいろいろあるし、素敵な出会いや日本では味わえないレアなイベントに遭遇することもあるので、絶対に留学に行くな!とは僕は言いません。

ただ、実際に海外に行くにしても、基礎英語を国内で身に着けてから現地に飛んだ方がずっと効率的だし、良き思い出を得られる可能性は高いのです。

もちろん、海外留学には憧れますよね。僕もずいぶん前に留学に行きましたが、いずれもう1回、行けるなら行きたいと思っています。ただしそれは、日本で英語を極めてからにしようと考えています。

まずは国内で英語を勉強し、いったん何かしらの仕事をしながらTOEIC800~900レベルを取得してから転職する、というのも1つの手ですね。

日本企業の中には、従業員にバイリンガル教育をするために留学費用を負担してくれるところもあるので、そうした制度を利用して留学に行くのも素敵な選択かとは思います。

夢を叶えるには色んな方法がありますが、今留学に行けないからといって、諦める必要はどこにもありません。

まずは正統派の英語を身に着けて、海外で暮らせる素養を学び、そこから本格的に留学を考えるのが最もオススメなルートです。

僕自身も、今よりもっと英語力を高めてから、海外移住や留学を検討していますが、結論を言えば、英語は国内で十分に実力を伸ばすことができます。

僕にできることがあれば力になりたいと思いますので、何か相談などありましたら、直接ご連絡をください。

それではありがとうございました。

まさぽん

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