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仏教に学ぶ生き方、考え方「リモート仏教」

 先日お参りした方が、最近はリモートで仕事をしているとのことでした。

 名古屋近くのアパートを引き払って「実家」に帰ってこられたそうです。

 リモートはよくコミュニケーションが難しかったりと言われているけど、しっかりと話したり、気をつけることで十分に「カバー」して仕事もはかどるし、一番いいのが満員電車に揺られて出社や退社をしなくてもいいということでした。

 たしかにデメリットを意識し気をつけさえすれば、沢山のメリットを「享受」することができる。

 そう考えると、法要や法話にもリモートは「あり」なのかなと思っております。

 お寺をお守りしていくお坊さんにとって一番気がかりなのが、お寺をどう「維持管理していくか」ということです。

 それを「リモート」にすることで、解決できることも大きいでしょう。

 そもそも「仮想空間」に寺院を起きさえすれば、そういう問題も解決できるはずです。

 これからの仏教の、あるべき姿がもしかしたら「リモートや仮想空間」に見いだせるかもしれません。

 かつての真宗が、手紙のやり取りで信者を増やしていったように、みんなが等しく教えを学べ、安心して過ごすことができる「宗教のあり方」も変わってくるのかもしれません。


☆今日の一句☆

 難度海
   時代の波にも
        揉まれゆく

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