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ほとけさまのおしえ「京都」

 昨日から今日にかけて、「京都のホテル」に泊まって用事と参拝をしてきました。

 いつもは日帰りなのですが、なかなか京都市内に泊まることもないのでたまにはゆっくりしようと思い「宿」を取りました。

 京都のホテルは紅葉シーズンはなかなか取れなかったり高かったりしますが、この時期はちょっと落ち着きます。

 そこを狙って、私にしてはちょっとお高めのホテルに泊まった次第です。

 昼食をいただき、用を済ませたあとで、「西本願寺と東本願寺」に参拝しました。

 やはりどちらも大きな御堂と沢山の「参拝客」で賑わっておりました。

 そして、御影堂と如来堂の「お荘厳」をじっくりと拝見させていただきました。

 参拝後にふと門のあたりである「言葉」に目が留まりました。

 それは「和顔愛語」(わげんあいご)です。

 わかりやすく言うと「和やかな顔で、優しい言葉をかけましょう」という意味です。

 「和顔も愛語」も、ものやお金は必要ありません。

 そういう心持ちだけで「誰でもすぐに」できそうですね~。

 でもなぜか、「なかなかできない」のはどうしてでしょう?

 それは私たちの心の中に、「貪瞋癡」をはじめ様々な煩悩が渦巻いているからとされております。

 逆に和顔愛語をサラリと行えるのは、簡単そうに見えても深い「心の修養」があってのことなのです。


☆今日の一句☆

 ゆったりと
     和顔愛語で
         京をゆく

 

 

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