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苦手な言葉

新しい言葉に、戸惑ったり、拒否反応を起こす。
たぶん、そういうお年頃なのだろう。
若くない自分を自覚させる言葉たち。

その1
「ググる」

その2
「たかみえ」

その3
「深堀り」

とくに「ググる」は、はっきり言う。
大嫌いだ。
検索する、調べる、調査するなどの言葉があるのになぜ「ググる」を使うのか理解できない。自分の頭で考えることを放棄し、パソコンに調べてもらいました。受け売りでございますと正直に告白しているところは、かわいいが、地道に調べるのが面倒でした、
どうしていいのか、見当もつかないのでグーグルさんに聞いてみました。と言っているようなものだ。
訓練生に対して「ググってください」と言った職業訓練校の講師にはあきれた。習う気も失せたよ。そのレベルかよ。

「たかみえ」も誉め言葉なのか、半分見下しているのか、よくわからない言葉だ。「この服、たかみえするでしょ」と、使われると、自慢なのか、自虐なのか判断に困る。「安物なのに、高そうに見えるよ」と返答するわけにもいかない。「買い物上手だね」「プチプラ上手に着こなしてるね」くらいしか、思い浮かばない。

「深堀り」この言葉も、嫌いだ。
もともと「掘り下げて考える」という表現も、掘るという動作が、思考に結びついてしまって、なじめない、不自然だ。
「掘る」なら「穴」「地面」くらいでせいぜい墓で「墓穴を掘る」くらいにしてほしい。


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