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私は算数ができない②

なぜ、キライなのか。理由の1つを今日はあげる。

先生との相性が悪かったから。
義務教育は先生の教え方が、自分に合っていないからと、先生を替えてもらうことができない。
大人になって、習い事をするようになってからは、イヤなら自分から辞めて他の教室へ通えば良いい。気が済むまで、自分と気の合う尊敬できる先生探しをすればいい。しかし、義務教育ではそれは無理だ。

その数学教師は、42人のクラスを分けた。数学のできる生徒5人くらいと、残りの生徒に。 それぞれ別々の問題を与えて授業を進めた。
5人だけの勉強を見て、残りは放置したようなものだった。
全然分からないうちに、あれよあれよと教科書だけは、進んで、定期試験は、散々な物だった。

数十年後、同じクラスの男子が、有名なアニメーターになっていた。
彼はその5人のうちの一人だった。彼の対談記事を何かで読んだとき、
「人生に影響を与えてくれた人は?」という問いに、その先生の名前が出た。「数学の楽しさを教えてくれた」と答えていた。

私にとっては、算数ぎらいを数学ぎらいに進化させた先生を、他の人は全く正反対の見方で感謝していることに、驚いた。彼には相性のよい先生だったのだ。

今は数学がきらいでも、もしかしたら、好きに変えてくれる先生に、出会えるかもしれない。諦めないで、動画の世界で探せば、貴方の相性にぴったりの先生に出会えるかもしれない世の中。たとえ、ネットで評判が良くても、貴方には、合わないかもしれない。それでも、探してみて。きっと貴方の苦手意識を変えてくれる先生はみつかるから。


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