STEAM教育は抽象的すぎると思う

STEAM教育

STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。 

昨今話題です。STEMだけだったのですが、Aのアートも必要ということで、アートが足されてます。他にもあります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/STEM%E6%95%99%E8%82%B2

eSTEM (environmental STEM)環境教育を加えたもの[7][8]。
MINT (Mathematics, Information sciences, Natural sciences, and Technology)使用例は少ないが意味はSTEMに近い。ドイツで用いられることが多い[9]。
STEAM (Science, Technology, Engineering and Art)芸術分野の要素を加えたもの[10]。
STEAM (Science, Technology, Engineering and Applied Mathematics)応用数学に力点を置いたもの[11]。METALSSTEAMにLogic(論理学)を加えたもの。 コロンビア大学ティーチャーズカレッジのスー・スーが導入した[12]。
GEMS (Girls in Engineering, Math, and Science)これらの分野に女性を進出させるプログラムに対して用いられる[13]。


A(アート)では何を学ぶのか想像できない

STEMはすんなり想像できると思うんですね。技術的なことはかなり客観的に体系化されています。要は既存の学校で順番に学べます。

現場的に話をすると、AIというか、機械学習の計算や確率の計算は、ほぼ掛け算でできています(大雑把ですみません)
勿論、実際にサービスを作る段階では、その数式やアルゴリズムを現実的な範囲でプログラミングしてコードにする必要があります。そこでのアルゴリズムが未熟だと、大量すぎる計算でバッテリー消費も速まるし、レビューでもユーザから指摘されると思います。

現に僕は、AIスケジュール管理アプリを作っていますが、最初に機械学習の機能を入れた時に、前よりアプリの動作が遅くなって指摘をもらいました。そのあと、計算を最適化したり、無駄な計算を排除する「最適化」をしていって、現在は問題ないレベルになって、それ以降は特にレビューで指摘はありません。要は改善ですね。システムの再デザインとも言えます。

ここまではSTEMの活用としては理解しやすいですね。だって、よくある改善のサイクルをやっているだけですから。STEMとは要はこういった一連の流れをこなせるスキルを学ぼうということだと思います。僕はまだ未熟ですが、僕自身STEMは重要だなと思います。

それにもう一点、この時点で気づいていることとして、実際に僕自身、ガチの数学者とかではないと思っている点です。ガチな人はいます。ただ、僕は幅広くサービスに落とし込めるまでのスキルは持っているつもりです。というか、弱小企業のCEOなので、やるしかない。それぞれの知識をフルに活用してる感じです。


A(アート)とはなんだ?

教育という視点でのAとは何かの定義が曖昧です。もし、今STEAM教育をしても教師によって異なる。つまり体系だったものではないと思います。

僕がもしするならいわゆる「芸術」というより、学問としての「美学」なのですが、それも西洋の体系だったものです。研究する立場であれば色々な視点を研究を通して学べると思いますが、「教育」というのは時間に限りがあります。
「学び」であれば期間はないのですが。。


A(アート)ではなく、D(デザイン)とM(マーケティング)に分けるといいと思う。


Aは抽象的です。もし、実際の現場で使えて、今後も役に立つスキルと言えば、DとMです。Aを分解した感じです。

Dは物事を論理的に分解して、それを再現、再設計するスキル。新しいルールを作るスキル(ある意味全ての学問と同じですが)
Mはそれを伝えるスキル。(そもそも他人が理解してこそ創造性は生まれる。他者がいてこその創造性)

具体的にAは何を学ぶという意味で使っているんですかね?

ちょっとSTEAMだと、抽象的だなぁと寝起きで読んでいて気になったので、書きました。14時とかそれぐらいですが、夜型なんです。夜は動くものが少ないので、集中できます( •́ .̫ •̀ )