サトシナカモトの論文を改めて読んで

サトシ・ナカモト - Wikipedia

前にサトシナカモトは日本の望月氏では?とか色々と話題になりましたね。望月氏は最近別件のABC予想で話題になりました。

ただ、改めて論文を読んでみると、なんかガチの数学者じゃない感じがしますね。
僕は最初、数年前に読んだ時に、効率悪そう。とかアナーキーwとか思ったんですけど、改めて読んで見て、やっぱりなんというか、昔のヒッピー的というか、ウェブ的な印象を受けると同時に、ガチの数学者ではない、プログラマでしかも古いOSとか、工学の人って印象をうけました。

よく分からないのがなんだか良いですよね!もう亡くなってるかもしれないし。

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亡くなっていると言えばですが、論文とは直接関係ないのですが、僕はジョンポステルという方を尊敬しています。

ジョン・ポステル - Wikipedia

1977 年より南カリフォルニア大学 (USC) の情報科学研究所 (ISI) にてインターネットの発展と標準化に多大な貢献をし、「インターネットの神」と呼ばれた。TCP/IP, SMTP, DNS, FTP, Telnet の開発に携り、RFC の編集者としての他、IANA の発起人として知られる。


ポステルの法則

2.10. robustness principle
TCP implementations will follow a general principle of robustness: be conservative in what you do, be liberal in what you accept from others.

自分のすることは保守的にやれ、受け入れるものは寛容になれ

という格言というか、そういうのを残しています。TCPという通信のプロトコルの文章(RFC)の一文です。

僕はかなりこれが気に入っています。設計、デザイナー、プログラマ、経営者に限らず、どんな職種、人にも通づる重要な指針だと思う。

ちなみに、もうすでに亡くなっています。

僕は結構亡くなっている方の本とかに感動することが多いです。ジョンケージもそうです。
生きてる人は傲慢だからかな?w