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筋肉と姿勢 筋肉の緊張と緩和 4

スピード、瞬発力を 生む身体

一部 有料

続いては 

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意識を通して 姿勢を保つことによって
スピード、反応速度が 上がるという動き これの説明
「意識」
これを「氣」だの チャクラと いうのではなく
曖昧にしないで 説明しながら 書いているつもりですが
感覚の無い人には 不思議=信じられない ですから

残念ですが 実際にやってもらえる人に 教えて貰って感じてください。
では 

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出力のロス この図と同じことが スピードにも言えます。
この説明で 50%と 表しているのは 大げさですが、数値が別に
少なくとも 同じことが 身体の中で起こっています。

二の腕だけの話ではなく
要は 「肩こり」などは 周辺の筋肉が 引っ張り合い、緊張を誘発して
起こっているのです。
姿勢の維持には 出来るだけ この互いの拮抗した筋肉同士の動きの
ロスを取り除く事が すなわち 「脱力」であって

身体の姿勢の維持は 
筋肉が拮抗して緊張している状態

これを少なく 極力なくしていく!
無くして行けば行くほど 「意識が明確に はっきりとしてくる」
ここに 気づいて欲しいが・・・面白い事に 目の前にあるモノなのに
気付きにくい!

さて スピードの事でしたね!

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本当は これが一番 シンプルな動作手順と言えるでしょう。
(運動整理学など そういった話では無く話の流れとして読んでください)
前の記事などの意識の事は 準備の待ち受けている状態などの事で
これは 筋肉のプロセス的なことです。

この命令の出し方は 「ただ出している事だけを 書いている」
とも言えます。
前後の動き、関係性など ブッタ切った状態です。

じゃ

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元々の状態は 姿勢を、どのようにとっているのか?
という段階があって
その状態から 動いているのであって そこが問題

姿勢の維持に 筋力、筋肉を使っていると
ロスが多い 上の図の説明の 工程が増えるということ 
ここに 矢印が無いのは 人によって工程を変えるので 
説明が煩雑になるので 加えるのはやめました。

上の図の工程は 「身体を上手に使う人も同じ」
とも言えますが
違いは 力を入れている状態が低ければ低いほど 瞬時に次の工程に
移れるという事になります。

大きく、大きな力で 待ち構えていると
スイッチ(脳内の筋肉の指令)を 入れたり,切ったりが 多くなる。
これが 実に重要です。

筋肉の出力を瞬発時に 最大限、出したいにも 関わらず
筋肉自体に、緊張状態のストレスを 与えてしまっては 動けません。

脳内の指令を 多く処理しながら
筋肉のストレスで運動能力の低下した状態

これでは スピードも 生まれません!

筋肉は力を出していない状態から 急激な収縮で生まれるとされています。
0から30
50から 80 だと 
この差は 同じ30でも 色々弊害の違いのある動きの 30です。

限りなく0の状態から できるだけ高い数値の出力の差が
瞬発力になるので
50から80だと 出力の差も そのあとの自分の限界値も近い
人には筋肉のリミッターの機能が ある・・・としたら
80だと 残り20も使えない となりますから

もう動きとしては 全く論外の結果になるはずです。
しかも制御しながらと なりますと このあとに止めたり 徐々に
動きを止めたり
複雑な動きをしなければ 本来の動きには成りません。

もし 素早く動いて止める

そうした動作を求められるなら
50から80 80を80で止める
如何に無駄な エネルギーを使いつつ 無駄に多くの命令をして
筋肉の制御をして 
多くの意識を その部分に向けて 動く!

それだけ 腕に集中して意識を 持って行くと
他が疎かになるので 遊びの受けが 手遅れになる。
負けてしまうのです。処理スピードも おくれますから。

あと

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これも 表現として書いたものですが

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素早く ちょっとの力で押されても
瞬時の動きに抵抗するのは 普通の人は 中々できない。
簡単な力で 動いてしまうのが 面白い所です。

左側の人は 自分の感覚、力の力感は 「筋肉を使っている」状態で
自分で自分を騙し 
騙して勘違いして 動いているので

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少しの力で 押されて負けるのは もちろん
相殺している状態は 0 つまり
もし 全開、全力で 筋肉を隆起させて待ち構えたとしても
それは 0の状態です。 動かしやすい相手となります。

正し これもこの実験が 上手くいく条件下ってものの あり
スポーツ経験者などは
そこをうまく 処理して 力を入れて待っていても 相手を凌駕して
対処することも在り得ます。

互いの 運動能力の差など 情報が有る無し
そうしたモノを 加味して実験し 観れる技量でないと
上手くいくものも行きません。

これも典型的運動音痴なら 分かりやすく対処できますし
引っかかりやすいですから いいですが、ひねくれた運動神経が良い人だと
どうにか 対処して覆してやろうとします。
それに 本来の運動神経の良い人は 感覚的に知っていて 解っているので
理論を教えるときは 「あえて 出来ないレベルに落としてもらい」
これを知ってもらう必要が あります。


では本来の体のスピードを出す方法を 

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対と為す筋肉の関係で
アクセルとブレーキに 相当する関係のモノの動き
この場合、「伸ばすだが」
曲げるときは 逆になる。

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私たちの筋肉の操作は 縮めるのにも 伸ばす方にも 留める事も
任意で 筋肉を操作して ブレーキを掛けることが出来
もちろん 筋肉の刺激を与えないで 極力使わない、筋肉に力を入れない
そうしたことも出来

それを意識して「力を抜いて動く、力を使わない」などと 説明する。
力を入れて動かないで、力を抜く
この言葉の意味は このような理屈から 生まれているはずだ。

「二の腕」上腕二頭筋を使う時に 腕を曲げる
この時も 只曲げる これでいいハズ!
なのに 私も以前は 曲げるために 筋肉を使っていた。

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図のような態勢なら 腕の重みで「力を抜けば」何もしないで曲がる。
筋肉、筋力は全然 必要ない!

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これが 分かっていても どうしても 身体の柔軟性も必要とするために
すぐには出来ない。
意外に 腕の筋肉も思ったほど コントロールで来てなくて 
しかも
筋肉は 固く柔軟性も、さほど ある訳でもない事に 気づく

この動作、動き、姿勢に 他の筋肉も使って それらの筋肉群が
引っ張り合って
悪い動きに してしまう。力みを生み出しているのが わかってくる。

それは 上腕二頭筋という言葉の通り
上腕の筋肉は 繋がり合いながら 2つに分かれて繋がり、作用して
動いている。腕を肩甲骨につなげて 腕を繋げていながら
上腕を曲げる動きも兼ねている。
それで 腕を連動させ 身体を動かしているのである。

腕の重みを上腕三頭筋で コントロールすると言っても
腕自体は上腕二頭筋などで 姿勢維持のために少なからず 使用している。
説明では そこには触れないが 本来は 立っているのだから
脚にも、体にも 一定の力というモノは必要としている。

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だから 一見、簡単そうに 思えても
すぐにできない!「力を抜く」というコツに すぐにできるなどと言う
フレーズは うがった見方をすれば ビジネスでお金にされている。






読んでいただきありがとうございました。 また 読んでいただければ 幸いです。 サポートの御代は 今後何かを 製作する時に使います。