コーチスタイル

指導・コーチングはどう違う?

前回、指導は教えることや導くこと、

コーチングはその目的に送り届けることだと記述しました。

指導は簡単です。その目的地に対して道を教えたり、連れて行ってあげること。

「送り届ける」とは一体何なんだ?

送り届けるのもその場所に連れて行ったり道を教えてあげたりと

様々な考え方があるが、それでは指導と変わらない。

日本人の悪い癖で自分の視点で話を進めている気がする。

神目線、いわゆる第三者目線で見てみると、、、

その目的地に対して送り届ける(見守る)という考え方ができる反面、

その送り届け方は多岐に渡ると考えられる。

最近の書店でも教えすぎないや教えないなどの書籍も増えてきている。

教えない・・・極端(笑)

ただ中を見るとすごく深いことばかりのことが書かれている。

「人は教えてもらったことはすぐ忘れる。

自分でひねり出したモノ・コトは忘れない。」

当てはめると、

「指導で教えたことは忘れる。

自分で考えることを意識して取り組めば忘れない。」

極端にいえばそうなる。

第三者にその選手の課題を言われるより、

自分でその課題に気づいたほうが忘れない。

これは間違いない。

もっと深堀すると、みんな集まる練習で課題が見つかれば、

自主練習でなんとかしようとするはずだ。

そうすれば自然と課題に対して練習を考え模索して試して振り返る。

ビジネスでいうPDCAサイクルが自然とできてくる。

今現状の私の課題、立ち位置は、、、

どうやったら自らの意思で自主練習をしてくれるか?

youtube・ゲームなどあらゆるものが手元にある時代にサッカーに打ち込んでもらえるか?そこが今の私の課題であり、立ち位置。

先ほどは教えない、考えるまで待つと言っていたがそれは簡単。

我慢して待っていればいいのだ。

それだけでも衝撃だったのだが、

待つだけ?教えない?では本当に時間がかかるし間に合わないかもしれない。

ならそういう風に思えるように光を照らさなければ!

そこで大事なのが、伝えない。

練習の中で今の自分では足りない、できないことを感じさせる。

(小学生)こういうのができればかっこいいな~

(中学生)できたら伸びるよな~とか

無理強いはせず、全体に言っているつもりで話す。

その選手によってパワーワードは違うので使い分けは必要かなと。

ちなみにあくまで個人戦術の話です。

戦術の話をそこでしても意味はないです!もちろん。

こういうボールタッチが、こういうトラップが、こういう蹴り方が、、、

ではなく、トラップがもっと足元にピタッとくればなぁ~とか

どんな時でもパスとドリブルができればなぁとか

あくまで個人戦術です!だって自主練させたいですから。

基本ができていれば、戦術なんて余裕です。だって基礎できてるから。

止める、蹴る、受けるができていればできるはず。

だって自主練してるから!

自主練の仕方教えてくれないから自分で考えるし!

次の練習でまた出来なかったら検証して、仮設立てて

自主練してチーム練習やって検証して、、、PDCA!!!!

小学生でも中学生でもPDCAができる人はどんな戦術にも合わせられる!

考えられるから。修正できるから。答えを探そうとするから。

自然と合わせられるよね。

そんな集団を作れれば、練習の中で個人戦術の練習いらないよね!?

複合メニューや対人、ゲームをやれば

勝手に課題見つけて自主練習できるから!!

でもそんな集団作れるのか?どうしたら?

そこ悩んでます!教えてください(笑)

PDCAサイクルを根付かせる練習

実は1つだけイメージしてる練習があります。

フットサルみたいな練習です!

フットサルは交代自由でセットで回したりしていきます。

っということはセット間で一緒に出ていた人と話す時間が増えます。

相手がこうだから・・・だから・・・もっと・・・

5分後また試合にでる。

最短最速でPDCAサイクルをやれるスポーツなんです!

フットサルはあくまでチームとしてPDCAをすることは必要。

でもあくまで個人なので個人にフォーカスさせてPDCAをやってもらうのは

どうかなと考えているところでコロナです(笑)

まとめ

理想の指導者像は見えている!

戦術なんて後回し!サッカー大切な技術をどうやって考えさせるか?

コロナ明けまでに考えよう!!視野を広げていこう!!

あっ!自主練してなにかチャレンジしている感じだったらほめなくていい!認めてあげよう!!