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「保育」につながる本たち。

このnote(マガジン)には、保育の世界でいろんなチャレンジをしていくタネとして、読んだ本からの学びを記していこうと思います。

直接保育のことに触れた本もあれば、もしかしたらいつかどこかで参考になるかも(ならないかも…!)という本も残していきます。備忘録のかわりですが、もし保育に興味がある方や、すでに保育の世界にいる方の参考にもなったらうれしいなぁと思っています。


自己紹介を兼ねて、なぜこのnoteをつくろうと思ったかを少し。

僕は2007年から2017年まで、保育・幼児教育の出版社で教材づくりに携わってきました。そして昨年、退職しました。

「教材をつくる」という立場でかかわっていた保育の世界は、それなりに安定していて、変化のすくない業界でした。バブルの崩壊もなくて、少子化はすすんでいますが保育ニーズの高まりから全体需要は伸び、新規参入も激しくない。前例に従いつつ少し改良を加えれば、それなりに売上につなげることができました。

しかし片や保育の現場では、膨れ上がる保育ニーズや、家族環境の多様化などに対応しきれず、人材不足をはじめとした疲弊が続いています。均質的な商品の提供では解決できない状況がどんどん増えているのを感じて、次第に現場への関心を持つようになりました。また今後保育のニーズがピークアウトしたときに、それでも保育の世界に自分が本質的な価値を届けられるためには、もっと現場を知る必要があると思うようになりました。

保育の世界には、給与面や労働環境などの問題もあり、異業種から飛び込む人は多くありません。また法人・施設の規模が基本的に小さく、自分が働いている職場以外を知る機会は多くありません。規模が小さいことは悪いことではなく、メリットもたくさんあると思うんですが、多様な視点が入りづらい「閉じた」状態をつくっていることは、今の一つの大きな課題だと思っています。

なので民間企業にいて、外の世界を経験している自分が、保育の世界の中で貢献できることはあるんじゃないかと感じています。(もちろん、保育一筋の方の経験はすごく重要です。一方で、その経験を最大化していけるような手助けや発信をできる人が、保育の世界にもっともっと関われるようにしたいと思っています。)

このnoteも、そんな1つになればいいなと思います。冒頭にも書きましたが、保育や教育にかかわらず、ビジネス書や古典・マンガなどいろいろ取り上げる予定です。


僕自身も幼い双子(息子・娘)の父です。手触りのある、明るい未来をつくっていくための発信にしたいと思ってます。

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