ババガヌーシュは焼きナスのディッピングソースで、タヒニを使うなどホンモスに似ているところがありますが、実際はホンモスではなくホンモスとは別のディッピングソースなんです。かなり前から紹介したいなとは思っていたもののなかなかチャンスがありませんでした。今、ホンモスをずっとやってきて、「違うけど、まっ、ついでに紹介してしまおう」ということにしました。かなり無理はありますがその辺はご勘弁を。
　ババガヌーシュは中近東でホンモスと同様にとてもポピュラーで、メインになる食材はナス。皮をむいた焼きナスをつぶしてペーストにしたものがベースになります。ナスは焼くと甘みが増し、とろりとした食感になります。それがそのままディッピングソースになったみたいです。
　今回は長い中国ナスを使いましたが、ナスの種類は問いません。ピタがあれば最高ですが、野菜スティックやクラッカーでもおいしいですよ。
　材料にナス:500gとありますが、済みません、実際は計っていません。大体です。
 

材料
ナス:500g／ニンニク:２粒／レモンジュース:大さじ２／タヒニ:大さじ２／オリーブ油:大さじ３＋アルファ／イタリアンパセリ(みじん切り):10g／塩:適宜
 
作り方
１．ナスの皮に間隔を置いて串などで穴を開け、直火で皮が焦げるくらいまで焼きます。
２．手で扱えるくらいまで冷めたら皮をむき、ボウルに入れてしばらく置いておきます。
３．ナスから水が出てくるのでその水分は捨てましょう。
４．フォークなどで小さな粒が少しのころくらいまでつぶします。
５．ニンニクに塩少々を加えてすり鉢などですりつぶし、レモンジュースといっしょにボウルに加えて卵を溶くようにフォークで混ぜます。
６．同じようにフォークで混ぜながらタヒニを加え、さらにオリーブ油を少しずつ加えます。常に早モーションでかき混ぜ続けること。
７．全体が白っぽくクリームのようになったら混ぜるのをやめて、塩で味を調え、パセリを加えて均等に行き渡るまで混ぜます。
８．ボウルの中身を器に空け、オリーブ油をかけます。