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厚揚げの中華風炒め

 実は先週もまったく同じものを食べているんですけど、また作ってしまいました。先週は写真を撮らなかったわけですが、忘れたというのではなくよく食べるものなので写真を撮るということ自体頭に浮かばなかったのです。
 そもそも私は厚揚げが子どものころから大好きで、これさえあれば大満足でご飯を2、3度おかわりするほどでした。でもそのころの厚揚げの食べ方はとてもシンプルなもので、フライパンで焼き温めた厚揚げに味がしみやすいように箸でぶつぶつと穴を開けて醤油をかけるというものでした。すり下ろしショウガが加わったとはいえ、そしてフライパンではなくレンジでチンするという安易な方法に変化したとはいえ、今でもよく食べている私の大好物です。
 そのシンプルな厚揚げ料理が進化したということではないですが、ここで紹介する料理には似たところがありますね。
 写真を見ると黒くて焦げているように見えますが、これは老抽(ラオチョウ、色の濃い醤油)を使っているからで、味にはあまり影響がないのですが、中華料理では照りを出すためにこの老抽をよく使います。私にとってはこの黒くてテカテカしているのが食欲をそそる要素のひとつになっています。でもなくても味が大きく違ってくるということはないので、省いても一向にかまいません。
 日本で老抽が簡単に手に入るかどうかわかりませんが、もし見つけたらぜひ購入してほしいもののひとつです。
 おろしショウガをたっぷりのせて食べるのがなんといってもおいしいです。
 

材料
厚揚げ:400g/サラダ油:大さじ1/すり下ろしショウガ:たっぷり
 
タレ
紹興酒または日本酒:大さじ3/醤油:大さじ1/老抽:大さじ1/オイスターソース:小さじ2/砂糖:小さじ1
 
作り方
1.まずはタレの材料を全部器に入れて混ぜておきます、
2.厚揚げを食べやすい大きさに切って、白い部分を油で焼いて焼き色を付けます。火加減は強火。
3.全面に焼き色がついたら弱火にしてタレを投入して手早く和えてください。弱火にしないと油やタレが飛び散るので注意してください。
4.和えたら器に盛りつけて、上にたっぷりおろしショウガを載せます。
5.食べるときはショウガ一撮みして厚揚げに載せます。

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