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【#読書メモ】「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。


TEDトークで4000万回再生されたサイモン・シネックさんが書いた、リーダーシップの本。絵本になっているため、おそらく世界一やさしく分かりやすく、ものすごく読みやすい。定期的に反芻したい1冊。



【特に気になった言葉まとめ】

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【目次】
序文
はじめに
レッスン1 「なぜ働くのか」を見つけよう
レッスン2 仲間を探そう
レッスン3 ビジョンを見つけよう
レッスン4 信じてやり抜こう
レッスン5 仲間に尽くそう
レッスン6 仲間に任せよう
レッスン7 毎日磨いていこう
【著者プロフィール】
サイモン・シネック
組織コンサルタント。ランド・コーポレーション非常研究員。国連、アメリカ連邦議会、米陸海空軍、海兵隊、沿岸警備隊、ディズニー、アメリカン航空などの多数の機関・企業で「人を奮い立たせる方法」を伝授する。TED動画「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」が4000万回以上再生され(世界3位)、47か国語に翻訳された。アメリカで100万部声の「WHYから始めよ!」など著者多数。


【特に気になった言葉①】

残念なチームは、同じ場所にいるというだけだ。よいチームは一緒に働いている。

たとえ仲が良くても、”安全だと思う場所にとどまっている状態”では、いいチームとは言えず、メンバー間で言いたいことが言え、ドキドキとワクワクを感じながら同じ方向に向かっている状態こそが良いチームなんだな、と思ったポイント。
流れる水は腐らないけれど留まる水は腐る」ですね。


【特に気になった言葉②】

●私たちの人生の価値は、自分のために何をするかではな決まらない。私たちの人生の価値は、他者のために何をするかで決まる。
●自分のことを第一に考えるのは、ぜいたくで楽しい。自分のことより先に他者のことを第一に考えるのは名誉なことだ。

昔、人生で行き詰まった時があって、その時に色々考えてたどり着いたのは、自分の状態を保つには自己満足だけでは生きていけない、ということ。楽しく生きていくには、自己利益から他者利益の比重を上げることが大事だよなと、考えていたので共感したポイント。



【特に気になった言葉③】

スターは、自分がトップになりたいと願う。
リーダーは、チームのみんなをスターにさせたいと願う。

僕自身が、自分がトップになりたいというより、他の人をスターにさせたいと思うので、いいなと共感したポイント。これまでは「リーダーになりたい」と思ったことがなかったんだけど、リーダーになりたいと思わせてくれた一文。


おわりのつぶやき

サイモン・シネックさんのYouTubeもいいけど、この本もリーダーシップを学べるいいコンテンツだな。




【その他に気になった言葉】

序文

リーダーは人を奮い立たせる存在であり、人を奮い立たせることに向けてすべての行動を選択する必要がある。
人と奮い立たせるために最も大事なのが、「なぜ」を伝えることであり、目的の共有なくして人を先導することはできない。
何と戦うかがわかれば、変革を起こすことができる。でも、信念がないと、変革は長続きしない。
チームに仕事を命令するだけでは、”労働者のトップ”にすぎない。チーム信頼して仕事を任せてはじめて”リーダー”になれる。


はじめに

毎朝目がさめると、仕事に行くのが楽しみでしかたがない。信頼できる職場で1日働き、いつも満ち足りた気持ちで家に帰る。ほとんどの人がこんなふうに思える世界をつくりたいと、私はいつも思っている。


レッスン1 「なぜ働くのか」を見つけよう

「この仕事を一生やり続けるつもりはない」そう言うならなぜ、今の仕事をしているのか?
リーダーシップとは、責任や権限といったことではない。自分の部下である人たちをどう思いやるかとうことなんだ。
リーダーシップとは、争って勝ち取る階級や地位のことではない。リーダーシップとは、仲間のために奉仕することを言う。
残念なリーダーの下で働いていると、会社のために働いている気分になる。よいリーダーと一緒に働いていると、みんながお互いのために働いていると感じる。
ビジョンというのは、夢のようなものだ。かなえるために行動しないと、いつか消えてしまう。
リーダーは、挑戦して失敗する機会を仲間に与える。そのあとで、もう1回挑戦して成功する機会を仲間に与える。
なぜこの仕事をしているのかがしっかりわかっていれば、充実した毎日が送れる。


レッスン2 仲間を探そう

 いつ出発するかは、問題じゃない。どこから出発するかもそうだ。大事なのは、とにかく出発するってことだ。つ出発するかは、問題じゃない。どこから出発するかもそうだ。大事なのは、とにかく出発するってことだ。
競争するより、夢を追いかけるほうが、多くのことをなしとげられる。


レッスン3 ビジョンを見つけよう

何事も計画通りにはいかないということを、いつも計画のなかに入れておかなければいけない。
残念なリーダーは、誰が正しいかを気にする。よいリーダーは、どの意見が正しいかを気にする。


レッスン4 信じてやり抜こう

残念なチームは、同じ場所にいるというだけだ。よいチームは一緒に働いている。
ひとりでは、何もできない。だから、ひとりでもできるというふりをしてはいけない。


一緒に働いているだけでは、まだチームとは言えない。お互いを信頼してはじめて、チームと言うことができる。


レッスン5 仲間に尽くそう 

私たちの人生の価値は、自分のために何をするかではな決まらない。私たちの人生の価値は、他者のために何をするかで決まる。


レッスン6 仲間に任せよう

自分のことを第一に考えるのは、ぜいたくで楽しい。自分のことより先に他者のことを第一に考えるのは名誉なことだ。
リーダーシップは、学ぶことから生まれる。そして、最高のリーダーは、自分のことを、教師ではなく生徒だと思っている。
本当の力は、自分の弱さを認める勇気から生まれる。
”上司”とは、ただの呼び名だ。”リーダー”には、仲間がいる。
リーダーの本当の評価は、何をなしとげたかでは決まらない。リーダーの本当の評価は、どのように仲間を奮い立たせたかで決まる。 
チームに仕事を命令するだけでは、”労働者のトップ”にすぎない。チーム信頼して仕事を任せてはじめて”リーダー”になれる。
興味がないことを一生懸命やると、ストレスが生まれる。大好きなこと一生懸命やることを、情熱と呼ぶ。


レッスン7 毎日磨いていこう 

知性に訴えて、納得させることはできる。でも、心を動かさなければ、信頼は勝ち取れない。
スターは、自分がトップになりたいと願う。リーダーは、チームのみんなをスターにさせたいと願う。
早く着きたいなら、ひとりでいけ。遠くまで行きたいなら、みんなで行け。※アフリカのことわざ
アイデアがアイデアだけにとどまっていたら、なの価値があるのだろうか?
まず、やってみないか。試してみよう。もう一度やってみよう。失敗しよう。また、やってみよう。そして、世界をかえてしまおう。

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