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藤子不二雄A先生の故郷!氷見駅周辺でひみ寒ぶりと温泉を楽しむ旅

北陸新幹線・新高岡駅から氷見線に乗って、富山県氷見市の氷見駅へ。冬の風物詩「ひみ寒ぶり」と温泉を楽しむ旅へ行ってきました!

雨晴海岸を望みながら氷見駅へ

東京駅から新高岡駅まで、北陸新幹線で約2時間50分。
新高岡駅から高岡駅で乗り換えて、JR氷見線に乗車。「キハ40」という国鉄時代に製造されたレトロな列車に乗って氷見駅を目指します。

越中国分駅を発車してしばらくすると、車窓に広がるのは富山湾。
ここは「雨晴海岸」と言って、白い砂浜と松林がつづく景勝地。
天気のいい日には、富山湾越しに立山連峰の眺めが広がるのだそう。

越中国分〜雨晴間

高岡駅から約30分で、氷見駅に到着。

「ひみ寒ぶり」のブリ丼

氷見駅から徒歩20分。やってきたのは「氷見魚市場食堂」。

氷見漁港の競り場の2階にお店はあります。
食堂は6:30から営業しているので、朝イチに来れば競りの様子も見学できます。

やってきました!ひみ寒ぶりの「ブリ丼」。美味しそう!!

「ひみ寒ぶり」とは、ぶりの大きさ・数量・形などを見て本格的なシーズンが訪れたと判断すると「ひみ寒ぶり宣言」を行い、宣言期間中に氷見漁港で競られた6kg以上のブリが「ひみ寒ぶり」として出荷されます。

ブリ丼

今年度の「ひみ寒ぶり宣言」は、2023年12月23日に発表されました。この日は氷見漁港に1852本のブリが水揚げされたのだとか。

今年度の「ひみ寒ぶり」は、能登半島地震の影響による観光の落ち込み等もあって、例年に比べて安値なのだそう。この日頂いた「ブリ丼」の値段は、なんと1880円!(時価)
高級ブランド魚の「ひみ寒ぶり」がこんな値段で食べられるなんて凄い!!

とっても脂がのって歯ごたえもあるブリの刺身
脂がとろけて香ばしいブリの炙り
魚のつみれとアラが入った漁師汁もセット

小さな焼菓子屋さんでスイーツタイム

「ひみ寒ぶり」を堪能したあとは、スイーツタイム。
「氷見魚市場食堂」から歩いて15分。静かな住宅街の中にある焼菓子屋さん「粉糖 (koto)」。
カウンター1席と2人掛けのテーブルが2席という、小さなお店です。

頂いたのは「いちごのタルト」。甘酸っぱい苺がたっぷり!甘さ控えめのタルト生地もいいですね。美味しい!

いちごのタルト

氷見温泉とひみ番屋街

ほっと一息ついた後は、温泉に浸かってスッキリしよう!
粉糖から歩いて10分のところにある「氷見温泉郷 総湯」。
源泉掛け流しの天然温泉。泉質は塩化物強塩泉で、土色で塩辛い味がします。露天風呂からは、天気がいいと立山連峰が望めるのだとか。

温泉で体が温まったあとは、氷見温泉郷総湯の向かいにある道の駅「ひみ番屋街」へ。

氷見で獲れた魚が購入できる鮮魚店やおみやげ店、飲食店などが軒を連ねています。
おみやげをたくさん購入して、駅へ戻りましょう。

藤子不二雄A先生の出身地

ひみ番屋街から氷見駅は徒歩30分。
氷見市は、漫画家の藤子不二雄A先生の出身地だそう。氷見駅へ続く商店街には、藤子不二雄A先生の様々なキャラクターのモニュメントが置かれています。

プロゴルファー猿
忍者ハットリくん
笑ゥせぇるすまん

令和6年能登半島地震では震度5強を観測した氷見市。
街中には地震の爪痕が残っていましたが、魚市場食堂や温泉、番屋街には多くの人が訪れていて、徐々に活気が戻ってきているようでした。
被災地を応援する気持ちで観光に訪れるというのも、支援のひとつになると思います!

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