90年代のブリット・ポップ・ムーブメントを紹介するシリーズVol.3です。

前回までの記事はコチラ。

1994年4月ブラーの3rdアルバム「パークライフ」のリリース辺りから
インディー寄りのバンド系が盛り上がり、次々と楽器を持ったキッズが
ヒットを飛ばしました。
また、ブラーｖｓオアシスという図式をマスコミが先導して彼らのコメント
が激しかったことも相まって音楽以外でも盛り上がりました。
終焉は1997年2月に発売されたブラーの5thアルバム「Blur」リリース時に
デーモン・アルバーンが言った「ブリットポップは死んだ」発言辺りから
と言われています。

それではいきましょう。

まずはThe Verve
大ヒット曲「Bitter Sweet Symphony」はシーンを代表する1曲。
ブリット・ポップ人気曲ランキングでは常に上位。

続いてPulp
大ヒット曲「Common People」もまたブリット・ポップを体現する1曲。
80年代から活動していたバンドが一気にトップへ上り詰めるのもまたムーブメントの力でした。

最後にAsh
残念ながらムーブメントの終焉と共に体力がなくなっていったバンドも多い中、コンスタントにアルバムをリリース。　デビュー時は10代だった彼らもすっかりベテランになりました。

以上、今回も３アーテイストを紹介しました。
オアシス、ブラー、レディオヘッド以外にも魅力あるバンドが多くこのシーンから生まれました。　中にはこういうムーブメントがなければバンドを始めることがなかったアーティストも少なくありません。　そして、その中から才能を開花させて世界的なアーテイストとして成長するドラマは本当に見ていて爽快です。

そういう意味でもブリット・ポップ・ムーブメントは面白かったです。