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1980年代の雑誌広告

音楽関連で古い雑誌をよく見るのですが、
怪しくもどこか気になる広告を取り上げます。

「日ペンの美子ちゃん」

これは女子であれば必ず知っているでしょうね。
女子雑誌の裏に載っていたはずです。

「美文字」ブームの何十年も前。
PCやスマホの時代でも美しい字は憧れですね。

日ペンの

そんな「美子」ちゃんはまだ続いているようです。

以前、パンクネタを見た時はさすがに驚きました。

日ペンの美子ちゃん

なんと、公式ツイッターもあるようです。


「イングリッシュ・アドベンチャー」

これは雑誌にも載っていましたが、自分は新聞でよく見かけました。
何回も何回も見ていると、ちょっと気になりますよね。
「もしかしたら英語ができるようになるかも」という期待を持たせる部分と返品保証は、今はなくなった「スピード・ラーニング」も思い出します。

これで英語ができるようになった人はいるのだろうか。。。
美文字と共に、英語も永遠のテーマですね。

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「背が伸びる」

この手の広告も多かったですね。
コンプレックスを解決広告は不変ですね。

ただ、ちょっと驚いたのが営業を勉強している自分から見ても、
この1ページでしっかり「営業」をしている部分。
今でいうセールスサイトの「ランディング・ページ」と同じですね。
まだまだ営業のノウハウが書籍化されていない時代にこれは素直に凄いと思います。 

その内容は
・コンプレックスに訴えるテーマ
・「こうなります」の未来像
・「なぜなるか」の科学的エビデンス(本当かどうかはさておき)
・科学者のお墨付き(権威性)
・1日1粒(自分でもできる感)
・使用者の感想
・返品保証(安心感)
・特別記念価格
など、現在のテレビショッピングもたいていこの手法です。
クラシックながら、定番のセールス方法。

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ただ、あきらかに怪しいのが社名(^^;;;

日本伸長研究所

ただ、当時は儲けただろうな~


「ロック・ファッション」

これは主に音楽雑誌ですが、ロックTシャツとか憧れましたね。

う~ん、ニュー・ウェイブ!
あ、札幌店もあったんだ。
店名は意識せずに行ってたかも。

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メタルのファッションもなかなかです。
メッシュ・シャツはジューダス・プリーストか。

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そして発見!
マイケル・ジャクソンの「スリラー」衣装!

レザー・ジャンパー:56,000円
レザー・パンツ:38,000円
合計94,000円でキミもマイケル・ジャクソンだ。

買った人いるのかな。。

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