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街中アンケート18回断られて学んだこと。

どうも、まさまさです。

僕は、東新宿SHIPというヘルスケアを関心軸としたコミュニティのコミュニティマネージャーとして仲間に入れてもらっている。先日、そのコミュニティで長尾彰さんを招き、チームビルディング講座を実施した。その学びから、SHIPではグループ活動(チームに成るかはわからない)を開始することになった。

老いチーム

僕らのチームは老いチーム。「老い」に関心のある仲間が集った。僕は、理学療法士としての仕事もしている。老いる…一般的には、決して良いイメージじゃないように思う。でも、年を重ねるごとに人生に磨きがかかっている、素敵な人もいる。

ちなみに、自分の親は会う度に進化しているから、とても尊敬している。ちなみにちなみに、先日、人生フルーツをみた。まさに、素敵な年の重ね方だった。

チーム活動なにするの?

「老い」ってなんなんだろうね。僕らの問いはここから始まった。そして、今回、街中でアンケートをとることにした。その企画はこちら。

●「老い」の定義は人それぞれだが、共通しているのはネガティブなワードとして使われていること。
●男性には「ダンディー」「渋い」といった”歳を重ねたカッコ良さ”を表現するワーディングがあるが、女性には当てはまるワードが無いのでは?

といった事項が、チームで取り組む方向性へのポイントとして抽出された。

以下の3点を仮説として設定し、その仮説検証と方向修正の必要性検証のために該当アンケートをおこなう。

1:課題発見(理想的な状態と現状とのギャップ)
日本では歳を重ねた女性は、加齢=老い(ネガティブな状態)と考えている。アンチエイジングという言葉があるように、”いかに加齢に抵抗するか”を考える世の中になっていて、そこに化粧品やサプリや美容健康器具などのメーカーがこぞってビジネスチャンスを見出して「女性の恐怖心を煽って」いる。本当は、歳を重ねた女性だからこその(内面、外見ともの)美しさがあるはず。それを自分も、世の中も肯定していない。「病は気から」と言うように、歳を重ねた女性が内面から生き生きとできれば病気も減っていくのではないか。

2:コンセプト(考え方の方向性)
歳を重ねた女性の「今とこれから」をポジティブに肯定し背中を押してあげたり、歳を重ねた女性が自分自身の今を肯定できる世の中をつくる。

3:ソリューション
歳を重ねた女性が「生き生きと今を生きることができる」ワードを設定し、実際に世の中にこのアクションを広めていく

▼質問内容

●1:「老い」という言葉を聞いて、どんなことが頭に浮かびますか?(もし特に何も出てこなければポジティブかネガティブどちらか、印象だけでも聞く)

●2:「老い」に当てはまる年齢は何歳くらいからだと思いますか?

●3:自分自身、歳を重ねていくことは嫌ですか?それは何故ですか?

●4:「老い」年齢の人でカッコいいと思う男性・女性はいますか?
(芸能人でも自分の周りの人でも)。それは何故カッコいいと思うのですか?

●5:(図を見せて)男性には歳を重ねたからこそカッコいいという「渋い」「ダンディー」 といった言葉があるのですが、歳を重ねた女性を褒める・リスペクトする言葉が無いように我々は感じています。あなたはこれについてどう思いますか?


(※図に対して違うくね?は言ってね)

 18回断られて学んだこと

やっと本題だ。約2時間で、40回くらい知らない人に声をかけた。
すごいねって思う人もいるし、大したことねぇな…って思う人もいるだろう。僕の心の動きはこんな感じだ。

1:怖い期
2:傷つき期
3:仕方ない期
4:ありがとう、学べました期

1:怖い期

知らない人に急にアンケートとらせてくださいって、怖いよ。でも、声をかけないと始まらないし、終わらない。

あのぉ〜、すいません。
ちょっとお時間いいですか?

恐る恐る声をかける。 ほんと #聖なる一歩 だ!これが5人目くらいまで続いた。

2:傷つき期

最初の1時間。5人くらいにアンケートを答えていただけた。10人くらいに断られた。また、断り方が人それぞれなのだ。犬や猫を追い払うように「シッシッ」って言われたり…。あのぉ〜って言おうとしたら、手で制されたり…。5分で終わるんで…って言ったら「そんな時間ないんで!!」ってズバって言われたり…(その人はその後15分くらいその場にいたぞw)すごい怪訝そうな顔をされたり、はぁって顔をされたり…。連続でくらうとキツかったぜ。

3:仕方ない期

やはり断られ方によっては、傷つく。ただ、知らない人にいきなり話しかけられる側の気持ちも想像した方がいい。ここでやっと人のことを考えられる余裕がでる。最初は必死なのだ。「なんでこんなこと言われないといけないんだよ!」とか思うのだ。

でも、友達と待ち合わせしてたら、急に「老い」について聞かれるってなんだよ…って面白くなってくる。まぁ基本は断られるから、答えてくれた人に感謝しようって思えてくる。

頑張ってください

って言葉ってこんなに染み渡るんだって改めて気づいたよ。

4:ありがとう、学べました期

ちょっと上記ともかぶるんだが、いくら知らない人とは言え、無下に扱っていいってことにはならない。無下に扱われたと感じて気づいたよ。断る…という事実は同じでも、全然傷つかない断られ方と結構傷つく断られ方があった。

笑顔で、「あ〜もうすぐ友達きちゃうんです…ごめんなさい。がんばってくださいね」

全く傷つかない。次、頑張ろう!って思う。

嫌そうな顔して「は?そんな時間ねぇし…」

これが一番傷ついたし、ムカついたw そんな言い方すんなよ、なんだよその顔ってww そう。事実は同じでも、届け方はかえらえる。なぜ、僕がここから学びを得られたか。最近、誤解を生む言葉の届け方で、友を傷つけてしまった。事実は同じなのだ。届け方、言葉のかけ方、選び方で人の気持ちはこうも変わってしまうのだ。自分がその体験をしてやっと気づける。僕は不器用だ。体験して傷ついても学んでゆっくり歩んで行きたい。

一方で、自分ができることとして「捉え方」の練習だ。3:仕方ない期でも書いたが、相手側の立場になってみて、全く悪気がない(たぶん)ことがわかってて、断られる前提で挑めば、傷つかないのだ。

最後に

居酒屋の勧誘をしているお兄さん2人にも声をかけた。すごく丁寧に時間をとってアンケートに答えてくれた。これは、僕の想像だけど、彼らは僕の何倍も何十倍も何百倍も断られて来たのだろう。だから、断られるってことを、その気持ちを、誰よりも知っている。その想像力が人を優しくさせるのかもしれないと思ったのだった。今日も学び多き、#聖なる一歩 の日だった。チーム活動を進めていく上で、これを読んでおくと、チームというものに関して考えるキッカケを得られるよ。

今日の頑張りを共有させてもらいますね。
また今度もう1回行うので、応援してね。

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最後まで読んでくれてありがとう。
まさまさはTwitterもやってるよ。
まさまさ/聖なる一歩クリエイター @masamasa_39
です。

よろしくね。
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