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大人になればなるほどに時間は加速をしていく

やばい、もう8月が、夏が終わってしまう!
なんて気が付けば毎年似たようなことを言っている気がするのだけれど、
年々そのスピード感は増しているようにすら思う。
子供の頃には永遠に感じられた夏休みが、
今では体感たった1週間なのである(金井政人調べ)。

※ここから先はフィクションです(あまり信用しないでください)

子供の頃に学校で教わった速さを求める計算式。

道のり÷時間=速さ

速さの公式というやつですね

を元に、なんとなく夏休みの体感速度について考えてみる。
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例えばピカピカの小学校1年生、7歳の夏休み1ヶ月。
1年は12ヶ月、つまりこのひと夏、8月はこれまで生きてきた中の、1/84ヶ月に相当する。このひと夏が人生を締める割合は0.01190476(約0.01ということでお許しください。)であり、おおよそ1%

また、今の自分38歳の夏1ヶ月を比較すると、
38年のこれの12ヶ月分、この夏を1/456ヶ月。これまで生きた人生のうち、このひと夏が締める割合は、0.00219298となり(約0.002ということでお許しください)おおよそ0.2%

1%と0.2%。ちょっとしか違わなそうに見えるけれど、数字にして5倍
この数字だけを比べると、同じ夏休み1ヶ月のはずなのに、
もしも時間の感覚が相対的なものであるならばという前提で、
7歳の小学生と38歳の自分では、既におおよそ5倍くらいに体感速度が変わってきている可能性がある、ということ。
(はじめから38を7で割れば?みたいな冷たいことは言わないでくださいね)
あながち自分の体感1週間という適当な肌感も間違いではないのかもしれない。

これってもしかして、つまりはこの先、
歳を重ねるたびに、どんどん加速していくものなのだろうか。
それはなんだか少し、怖いような気もしてくる。
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ただ、本来、時があっという間に過ぎる事自体、決して悪い事ばかりではない。
時間は誰しもに与えられる平等なものではあるけれど、
その瞬間ごとに、使い方、感じ方、考え方次第で伸縮自在に、いかようにも膨らんだり潰れてしまったりするものでもある。
行列に待ちくたびれるような退屈な時間は地獄のように長く感じ、
逆に極楽浄土、天国のように楽しい愛おしい時間ほどあっという間に過ぎていく。

目まぐるしく加速していく日々に、
そのスピードに怯えるのでなく、逆らうのでもなく、
振り落とされてないくらにはしがみついて、
いや、どうせなら両手を上げて叫んで適当にはしゃいじゃうくらいに、
楽しんでいられたら。

time flies
大人になればなるほどに時間は加速していく
ならば両手を上げて叫べばいいのさ 
YEAH
Time is like a Jet coaster

Time is like a Jet coaster

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少しだけ物理の話。
ジェットコースターがくるりと一回転するためには、描く円周の大きさに対して、必要な速さ(高さ)があり、重力に負けて落ちてこないように、常に、遠心力>重力の状況が計算されて設計されている(はず)。
つまり、くるりと一回転、綺麗な弧を描くためには、思い切った落差が必要不可欠なのである。

まあ、時に下り坂だな、今まさにどん底だな、なんて思う時もあるかもしないけれど、それはひょっとして、もしかしたら、この後、くるりと華麗に美しく、あなたの運命が好転をキメて、人生変わっちゃう、そんな予兆なのかもしれない。
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週末の大阪Rush Ballというフェスにて、
新しいアルバムからこの曲の初披露という事で、どうせならもう予告1曲目。
イベントの最終日、トップバッターということで、
ロケットスタートならぬジェットスタートを決めようと思っております。

来られる方お見逃しなきよう、お楽しみに。




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