酒井政人

箱根駅伝出場経験を持つスポーツライターです。著書に『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』『箱根駅伝監督 人とチームを育てる、勝利のマネジメント術』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』『新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図』など。masatosakai.biz

ライターは月にいくら稼ぐことができるのか? 5冊の著書を持つスポーツライターのリアル

出版不況が続くなか、フリーランスのライターはいくら稼ぐことができるのか。ライター歴20年弱、5冊の著書を持つ42歳の筆者が、リアルな現状を伝えたいと思う。陸上競技の長距離を得意とするスポーツライターとしては、12月が〝稼ぎ時〟となる。箱根駅伝を中心に「駅伝」関連の執筆依頼が多くなるからだ。例年同様、いくつもの締め切りをくぐり抜けてきた。2018年12月に書いた記事は以下の通りだ。

『THE PA

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スポーツライターが2000w書くと、いくら稼ぐことできるのか?

前回の投稿「ネットの原稿料は安くていのか? ライターという職業はもうダメかもしれない。」で書いた通り、最近はネット媒体の仕事が増えている。そして、オンラインの原稿料は安い。では、紙媒体の原稿料は具体的にどうなのか。

ネット媒体と比べて、紙媒体の仕事は千差万別。書店やコンビニで販売されている雑誌以外にも実はいろいろとある。顧客のサービスとして印刷物を提供している会社(わかりやすいところでいうと航空

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ネット原稿は安くていいのか? ライターという職業はもうダメかもしれない。

原稿料の価格破壊が止まらない。その理由は明確だ。雑誌が売れない。すべての根源はそこにある。では、「雑誌が売れない」と、ライターにどう影響するのか。

①制作予算が削られる→原稿料が下がる
②雑誌が休刊・廃刊→ライターの仕事も消滅する
③雑誌がオンラインに移行→原稿料がネット価格になる

主に上記に挙げた3つの理由で、原稿料はどんどんと下がっている。出版科学研究所の調査によれば、雑誌の販売冊数は19

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フリーランスが〝自由〟でいられることの意味。

『東洋経済オンライン』の連載コラムが打ち切られた顛末は前回の投稿に書いた通りだが、僕がネットメディアに進出しようと考えた理由を説明したい。それは5年ほど前にさかのぼる。

スポーツライターとして、主に「陸上競技」の分野で仕事をしてきたわけだけど、〝行き詰まり感〟に苦しむようになったからだ。30代前半もそれなりに忙しく、特に駅伝シーズンの11~1月は、普段あまりお付き合いのない雑誌から声をかけられ、

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東洋経済オンラインの連載コラムが打ち切られた衝撃の理由。

東洋経済オンライの連載コラム『「走り」を制する者は仕事を制す』をお読みいただいた皆さま、どうも有難うございました。2013年5月から執筆してきましたが、もう更新されることはないと思います。その理由は昨年7月に「高校野球報道」の原稿が掲載拒否されたことから始まります。
http://toyokeizai.net/category/run-management

東洋経済オンラインの担当者からは、「ス

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