『Fruit Shake』レビュー 〜おもちゃだけど使えるシェイカー〜 [vol.094]
普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。
今回はパーカッション・シェイカー音源、In Session Audioの『Fruit Shake』の使ってみた感想を紹介します。
特 徴
・パーカッション音源「SHIMMER SHAKE STRIKE」の簡易版。
・5つのオモチャのシェイカーを組み合わせて使用。
・定期的に無料配布で手に入る。
使ってみた感想
今回紹介するのは、In Session Audioの『Fruit Shake』というオモチャのシェイカーを音源化したプラグインです。
定期的に無料配布しているのですが、評判も良く使ってみたいと思っていたので、無料で手に入れさせていただきました。
評判通り、無料とは思えないほど細かい設定までできます。
しかも分かりやすい。
5つの果物+野菜のオモチャシェイカーが使用できるようになっていています。
・バナナ
・りんご
・レモン
・オレンジ
・にんじん
音質もオモチャっぽく楽曲には使えないように思えますが、混ざってしまうととてもマッチしてかなり使えます。
特にバナナは調整次第で本物に近いところまで持っていけます。
実際たくさんのアレンジに使っています。
使い方
上の「MAIN」「PATTERN」「MIXER」でエディットを切り替えることができます。
「PATTERN」では、シェイカーの振り方のバターンを1小節単位で設定できます。
拍ごとに「HITS」「ROLLS」と演奏表現も設定できソフト内でパターンを固めることができます。
5つのシェイカーの中から2つ選び、組み合わせることができます。
右の「PATTERN」からプリセットを選ぶことができます。
下のパラメーターでシェイカーのリズムでは重要な、スウィングが表現できるのはありがたいです。
「MIXER」もひと通りのパラメーターが揃っています。
これだけ揃っていれば、イメージの音まで追い詰めることができます。
「PITCH」で質感も合わせられます。
「COMP」「TAPE」は雰囲気程度ですが、コンプ感やローファイを表現できます。
好きなところ
・無料とは申し訳ないくらいの品質。
・スウィングがリアルに表現できる。
気になるところ
・無料なので特にありません。
こんな方にオススメ
・シェイカーをアレンジでよく使う
・フリープラグインが好き
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『レビュー』をもっと詳しく知りたい方はこちら
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