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9/22 イギリス旅日記:ペイントン-ダートマス蒸気鉄道Paington-Dartmouth Steam RailwayのRound Robin

私は2022.9〜2023.1の間、英国南西部のエクセター大学に交換留学しました。今シリーズは、エクセターを拠点にした英国内の様々な場所への旅行記です。コロナ後の鮮度が高い情報・長期滞在でなければ中々行かないような場所の情報も沢山掲載していますので、英国訪問を考えている皆さんの参考になれば幸いです。

今日の旅は、エクセターから50km南方の港町ペイントンを拠点にした蒸気機関車・クルーズ船・オープントップバスのツアーである。Round Robinとして一体的に運営されており、中々盛り沢山であった。

今回はペイントン駅までの往復切符を事前購入。
9:30発のGWRペイントン行き列車。ロンドンからの直通便らしく、9両編成で現代的な車両。日立製。

ペイントンの街を少し観光。煉瓦造りの長屋が印象的。

チケットを引き換え。

ここからバスでTotnesの船着場へと向かう。なんとオープントップバス!綺麗だが風が凄かった。ちなみに、授業開始前の平日に行ったからだと思われるが、客層は8割くらいが定年後の老夫婦であった。

Totnesの街を散策。教会に入れたが中々荘厳である。地味な色の教会が多い中、ここの赤れんがは凄く綺麗。

さて、ここからクルーズでダートマスへと向かう。イギリスらしい放牧地が見える。放送のスピーカーがくぐもっていて全然聞き取れない…

日本に比べて、自家用ボートでクルーズしている人が本当に多い!背景にあるのはこれから乗る蒸気鉄道のレンガ橋。

ダートマス着。活気ある港町だ。

ここでは初めてニューコメンエンジンが実用化された。復元され展示されている。

さて、いよいよ蒸気鉄道のホームへ。入線時思いっきり警笛を鳴らされ度肝を抜かれた。これは凄いぞ。

ホームにて。本当に蒸気もくもく

客車も当時のまま、なんと8両の長編成!蒸気機関車に牽かれてれんが造りの港町を後にする。本当に19世紀から変わっていない!

 

海岸線に沿って進む。窓から顔を出せるので気分は百年前のやんちゃ少年。日本では中々できない気持ちいい楽しみ方。

ペイントン着。10km超を30分で走破した。途中駅では列車の入れ替えもあって、地元民も利用している本当に生きた鉄道である。19世紀英国の蒸気革命の時代に思いを馳せる旅。また乗りたいな。

GWRとダートマス蒸気鉄道のペイントン駅は隣り合っている。おそらく昔はダートマスまで直通していたのだろう。ペイントン-ダートマス間は一度廃止された後、保存鉄道として復活したわけである。


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