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10/22 イギリス旅日記: コッツウォルズの蒸気鉄道と羊毛の町ブロードウェイBroadway

私は2022.9〜2023.1の間、英国南西部のエクセター大学に交換留学しました。今シリーズは、エクセターを拠点にした英国内の様々な場所への旅行記です。コロナ後の鮮度が高い情報・長期滞在でなければ中々行かないような場所の情報も沢山掲載していますので、英国訪問を考えている皆さんの参考になれば幸いです。

このシリーズについて

今日の旅は、昔ながらの雰囲気ある村が点在するコッツウォルズCotswoldsのエリアへ。といってもただ村を見るだけではなく、チェルトナムからブロードウェイまで20kmを駆け抜ける蒸気鉄道への乗車も目的である。

本日の切符。エクセターからコッツウォルズの西の玄関口となるチェルトナムへは、クロスカントリーの直行便で2時間弱。

Cheltenham Spa駅着。駅は2面2線で谷底にある。

まだ蒸気鉄道の発車まで時間にあるので、バスを途中のPittville Parkで降りる。大きめの池があって綺麗な紅葉が楽しめる、のんびりした公園である。イギリスはちゃんと四季があって落葉樹も植えられているので、紅葉を楽しみやすい。

中にはギリシャ風の社交場もある。今日はPrivate Eventとのことで中には入れなかった。

そのまま歩いて、蒸気鉄道の始発駅となるCheltenham Racecource(チェルトナム競馬場)駅へと向かう。昔はSpa駅から列車が直通しており、競馬場最寄駅として機能していたようだが、現在両駅間には列車が走っていない。この写真は競馬場の建物。

Cheltenham Racecource駅。元々のGWRはGreat Western Railwayの略だが、ここではGloucestershire Warwickshire Railwayになっている。旧GWRの装飾がそのまま活かせるよううまく考えている。笑

駅に列車が入線!ここには転車台が無いようで、まさかの後ろ向きだ。思いっきり鳴らしてくれた蒸気機関車の汽笛で地面が震える。

機関車は7903番Foremarke Hall号。緑塗装はイギリスの蒸気機関車らしくてかっこいい。

車内はオーソドックスな客車に見えるかもしれないが、まじで座席がフカフカ!長い時間座るとなると差は歴然である。今の列車もこのシートがいいなー。

途中のWinchcombe駅にて、行き違いのため停車。ロイヤルメールの郵便車が置かれていた!昔はこんなだったのか。

行き違いの列車!やっぱりかっこいい。

窓から身を乗り出すやつ。これができるのは昔の客車ならではで非常に楽しい。ちなみに蒸気機関車列車に乗るときは確実に一番前の客車を抑えよう。汽笛や駆動音がダイレクトに聞こえてきて趣が全く違う。

そして終点のBroadway駅着。駅名標入れて良い感じに撮れた。

15分ばかり歩くとブロードウェイのハイストリートに着く。期待通りの古い煉瓦造りだ。

本当におとぎ話の世界である。テーマパークとかじゃないのがすごい。イギリス人は本当に古い建物を大事にする。

街の奥まで行っておいた。ブロードウェイは羊の街で、ミュージアムに羊毛触り比べの面白い展示があったのだが、写真忘れてた..

ブロードウェイ駅に戻る。帰りの機関車は35006番。蒸気機関車2編成が運用されている。

戻ったらチェルトナムの中心部の観光に移る。こちらは中世から残るSt.Mary's教区教会。

Willsonsの博物館・アートギャラリー。正方形のアートピアノが一番印象に残っている。

プロムナード。夕刻は美しい。

Council前にあった噴水。

商業地も歩きやすくて良い感じ。

帰りのCheltenham Spa駅。Transport of Walesの列車が来ていた。近いうちにカーディフ行きたいな。

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