見出し画像

今日もフリエに逢いに行こう  ~素敵な〇〇の忘れ方~

「サポーターの皆さんは、自分が応援しているチームの敗戦のショックからどうやってリカバリーしているんだろう?」そんなことを考えたのは、こどもの日の5日、京都サンガF.C.戦にて我らがフリエが負けた後のことでした。

この試合は正直堪えました。令和元年の初戦は、ぐうの音もでないほどに完敗だったからです。

10節の千葉戦、前節の柏戦を1勝1分。若い選手の台頭があり、怪我で出遅れた選手の復帰も聞こえてくる中、ベテラン攻撃陣の復調への期待も込めて、そろそろ巻き返しを図りたいタイミングと捉えていました。

しかしふたを開けてみれば、京都の選手にいいようにサイドを蹂躙され、フリエの選手の連携もどこかチグハグ。試合を通して改善できぬままミスを重ね、敗戦を喫しました。

昨季のフリエの躍進の立役者であった、10:FWイバと40:MFレアンドロ・ドミンゲス。彼らの不振が、今季の低迷の要因の一つとして挙げられています。彼らだけの責任ではありませんが、以前の輝きが今のところ見られないのも確かです。

試合前はいつものようにスタジアム周辺を歩きまわり、イベントをひやかしつつグルメを楽しみ、ファミチキ先輩と交流を図るなどしておりました。子ども連れの方が多くいらっしゃっていて、イベントに列をなす人たちの笑顔あふれる光景はGWにふさわしいものでした。

それだけに、もったいない内容の試合であり残念な結果だったと思います。タヴァレス監督も「今季、今までで一番悪い試合だった」とコメント。

前節、DAZNの週間ベストプレーヤーに選ばれた33:DF川﨑裕大選手をスタメンから外し、攻撃に特徴のある27:MF中山克広選手を右サイドバックに起用。

しかしその起用は裏目に出てしまい、中山選手は本来の力を発揮することなく前半終了後に交代となりました。試験的な采配に、選手たちが振り回されていないか心配になります。

こうして胸に引っかかったままのモヤっとした感覚は、中々消し去るのが難しいもの。さらには、このモヤモヤがイライラに肥大して家族など周囲に悪影響を及ぼさぬよう、何かしらの対策を施したいところです。

いつもであれば副題を「ファミチキDAY」として、スタジアムのイベント紹介をメインに文章をまとめるのですが…気が変わりました!

今回は趣向を変えて私なりの「敗戦によるモヤモヤの忘れ方」をご紹介します。あくまで個人的なもので汎用性が高いものではないかもしれませんが、一例としてご覧いただけますでしょうか。

①仲間と飲食を楽しむ

王道と言いますか、鉄板なストレス解消法です。美味しいものを飲み食いしながら仲間とおしゃべりして過ごせれば、その時間はモヤモヤを忘れることができます。

私はこの日の試合後、一緒に試合を観戦した娘の友人家族のお宅にお邪魔し、ピザのデリバリーを頼みました。小学生の娘を二人抱える家庭としてはあまりお金をかけないのが信条でして、家族4人で出費は2,000円ほど。たわいもない話をリラックスして楽しみました。

ちなみに三ツ沢の「F! Community Garden」に出店して下さっているスポンサー様は、ピザハット様。諸々の事情もあり、今回はドミノピザでの注文となってしまいましたが、次回は三ツ沢で購入させていただきます!

②文章や本・雑誌を読む

さりとて、楽しい時間にも終わりがあり、自宅に帰れば寝る時間までにモヤモヤがよみがえってきます。そんな時、私はサッカー関連のSNSやネット情報をあさりだします。様々な情報をあえて脳に取り込み、そこから妄想に励むのです。

まずはフリエサポのツイートなど。「#yokohamafc」のハッシュタグで検索したり、知り合いのつぶやきをチェックします。皆さんの悔しがる、腹が立つポイントは実に多様です。それを読んで共感したり「自分なら…?」と物思いにふけるのです。

翌日のツイートでは、以前の『大宮は堅いよ』でもご紹介したように、個人で戦評を書かかれたり分析をされている京都サンガのサポーターの方がいらっしゃいました。

これらに目を通すと、京都がシステム的なかみ合わせでの優位を活かし、フリエのウイークポイントを巧みについて有機的な連携を実践できたことがうかがえます。うぬぬ…

タイミングよく7日に発売になった『フットボール批評』にも目を通しました。西部謙司さんが取材された『松井大輔が語る2部リーグの世界』は、以前ツイートを発見した時から楽しみにしていた特集です。

余談ですが、長束恭行さんによるミハエル・ミキッチのインタビューも読みごたえたっぷりの内容でした。ミキッチはディナモ・ザグレブ在籍時に、11:FW三浦知良選手と一緒にプレーしています。昨季をもって引退されましたが、フリエでのプレーも私はちょっとだけ期待しておりました…!

③練習見学に行く

『フットボール批評』のツイート画像に写っているフリエのクラブハウスは、西谷にある「LEOCトレーニングセンター」内にあります。実は私も6日にお邪魔してきました。

この日は明治大学との練習試合の予定が組まれていました。明治は26:DF袴田裕太郎選手の出身校です。ちょうど次節の町田ゼルビア戦で販売予定の「温玉ハラミ牛丼」の紹介動画があったので載せておきます。

センターの入り口で、タヴァレス監督のお知り合いというブラジル人の女性の方に中に入ってよいのか声をかけられました。下記の写真の門の所は、初めて来られた方は入ってよいのか少しためらうかもしれませんね。

画像1

門を抜けてまっすぐ進むと、中には人工芝と天然芝のグラウンドが1面ずつあります。人工芝の方では、ユースの子たちが練習試合の準備をしていました。横目で様子を眺めつつ、天然芝のグラウンド脇の練習見学席へ移動。既にトップチームの練習試合は始まっていました。

練習や練習試合の様子については、SNSでの発信はタブーとされています。対戦相手に出場選手や怪我人の情報を提供してしまう可能性があるからです。ですので、残念ですがここでは割愛させていただきます。

練習試合が終わった後、ファンサービスエリアで選手からサインをもらったり、一緒に写真を撮ることができます。私は仲間のサポーターの方が選手と話をするのを横で聞きながら、選手たちの様子をうかがいました。

皆、表情は明るかったので安心しましたが、現状に満足しているわけもなく、腕を撫して出番を待っている印象を受けました。23:FW斉藤光毅選手が現れると、ひと際歓声も大きく上がりました。メディアの方も彼のコメントを待っている様子。日本代表のユニフォームにサインをねだる子どもも見かけました。

④代表戦に興味をもつ

その2日後、斉藤選手は「FIFA U-20ワールドカップ」の日本代表メンバーに選出!サポーターの期待が大きいのも当然ですね。背番号は9番ですから、ゴールゲッターとしての活躍を期待されています!

アンダーの代表とはいえ、U-20のワールドカップに出場するフリエの選手は、現在FC東京に所属する6:DF太田宏介選手が2007年に出場して以来です。

ポーランドで戦う代表メンバーには、J2でプレーする選手たちがあと4人選ばれています。東京ヴェルディの35:MF藤本寛也選手、アビスパ福岡の20:DF三國ケネディエブス選手、26:MF喜田陽選手、京都サンガの34:GK若原智哉選手。

J2を代表して戦う彼ら。河治良幸さんの記事を読み、U-20代表を応援しましょう!大会は24日から始まります。グループリーグの対戦相手はメキシコ、イタリア、エクアドル。強豪ぞろいですが、やってくれると信じています!

⑤時が過ぎるのを待つ

そんなこんなで時間が過ぎれば、もう次節の情報が出始めます。そうなる頃には何故か期待に胸が高鳴り、すっかりモヤモヤも消え去っています…!極論、時間さえ過ぎてしまえば何とでもなるので、あの手この手で私は時間をどうにか楽しく消化するようにしているのです。

まだまだご紹介したい時間の過ごし方があるのですが、今回は記事を書くペースが遅く、このままだと次節を迎えてしまうので、ここまでとさせていただきます。皆さんの実例も良かったら聞かせてくださいね。

次節は12日の母の日が、町田ゼルビア戦です。町田にはかつてフリエで活躍した8:MFジョン・チュングン選手が在籍しています。彼に「恩返し弾」をくらわないよう、警戒が必要です。

当日は過ごしやすい気候になりそうです。試合前に公園で体を動かしたい気分になるかもしれませんね。それでは皆さん、三ツ沢でお逢いしましょう!

私のTwitterやnote、Instagram よろしければフォローをお願いします!

Twitter    Note    Instagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?