規模の経済

規模の経済性とは生産量が高まることにより1つあたりの製品のコストが下がることをいう。
金融市場で考えてみると、預金が潤沢にある場所にはさらにお金が集まり、預金が少ない場所にはどんどんとお金が減っていく。
例えば、同じ10億円でも、銀行にまとめて預けられているのと、各世帯でばらばらに保管されているのでは訳が違う。前者は様々なところに貸付ができるが、後者のように数十万〜数百万円単位で各世帯に保管されているお金は、なんの力も発揮しない。なぜなら、誰もそのお金のありかを知らず、誰に頼めば借りられるのかも分からないからである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?