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10万年後もここにある危機

スッカリ何もなかったがように『処理水』は排出される事になるのだろうか。しかし、「汚染水」ではなく「処理水」と言い換えるというのは見事なダブルスピークである。

「フクイチは遠くになりにけり」

今年も春から憂鬱である。しかし、皆様お忘れになるのが早すぎる。

原発の問題は、パブリック問題の最たるものである。『電気を使っているくせに、原発反対などと言うな。』なんとすごい理論だろうか。ここでも専門家の太鼓判が効力を持っているのだ。
しかし、仕事とは言え困ったものである。
オマケに電力会社は(競合企業がないのに)広告予算がおどろくほど潤沢で「目が点」になる。マスコミはみな腰が引けておる。

パブリックの問題とは

向き合わねばならない問題でありながら、それが私たちの一部であることなのだ。
そして、公平で平等な民主的な手段で「オーソライズ」されているから、常に正しいのだ。

選挙で選ばれた議員が、十分に議論して立法され、その方に従って行政が動く。そして問題がある場合は裁判による救済が図られる。業者の選定は公平に入札で行われる。では、なぜ熱海では土石流が起こりあれだけの人が死ぬのか。議員様はどうして世襲されるのか。
僕のメインフィールドである「食事」においても同じことが起こっている。
パブリックとは、共通の利益のために広範囲に集められた金の使いみちに対しての問題である。すでに、政治は買い取られたのだ。こういう社会はテロで滅びる他ない。

手順は正しくて、運用も公平であるが、格差が生まれる。公務員は「市民が望んでいる」とうそぶき、次々と外郭団体を作り、最低賃金で非正規雇用を雇い、天下りしたおえらいさんは(法律に従って)何度も退職金を頂く。
つまり、「合法的なシロアリ」「政治的に正しい贈収賄」なのである。


「チャイナシンドローム」はすごい映画である。春のジャック・レモン祭りの一環で見直してしまった。

ジェーン・フォンダがいい感じである。しかし、何と言っても「ジュリア」が一番であろう。84歳ということで、いいお歳である。

#フクイチ #原子力発電 #トリチウム #チャイナ・シンドローム #ジェーン・フォンダ #ジャック・レモン # # # # # 



厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。