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明け方の「チタタプ」なタケノコカレー

肉を叩くと美味しくなる。挽き肉は便利なのだが、普通の肉を叩いたほうが嬉しいものだ。中華豚まんの肉を叩いて作るというお話を「ディアスポリス」で読んで以来ときおりする。

ゴールデンカムイでチタタプと呼んでいるのがなんとも嬉しかった。


朝4時である。後片付けをしながら今日の料理を作ることにした。大概は味噌汁なんかを作ってお終いとなるのだが、今日は豚ロース細切れが期限切れになりかけているのでチタタプにしてカレーに入れた。

普通の細切れ肉である。出刃包丁のほうがやりやすい。間違えても手を入れてはいけない。両手で包丁を持つのは手をバッサリやらないためにも良いかもしれない。単調な作業をしていると思わずやってしまう。掛け声も大事であろう。
この人刑事さんである。ディアスポリス(コミックス)は圧倒的な物語である。コミックスに連載されている時から読んでいたから結構昔である。少数民族の物語であるというところはゴールデンカムイ似ている。ディアスポリスも相当泣かされた。昨晩、少し読み返してかなりやられた、止まらない。暴力、家族、生きる困難、全て入っている。今見直すと恐ろしく時代を写している。この話は11巻の先頭のお話、登場人物が互いに絡み合いながら大きな物語を作っていく。

そういえば、エピローグ(999巻)が出ているので買ったはずなのだが見当たらない。あの巻には、不満であった事を思い出した。あれは蛇足であった。エピローグは難しい。物語の終わった時点からそれぞれの次の物語の終わりが描かれなければならないのだ。テレビ化のために作られたダイジェストはエピうローグではない。「はい皆相変わらずでございます。」では意味がないのだ。人は常に流れ世界は変わりゆくのだ。苦しみ悲しんだ彼らがどう生きていっているのか。エピローグといえば、ジョンアービングさんは達人であった。小説版のガープの世界は最後の一章が圧巻であった。

そうは言っても、「すぎむらしんいち」さん大好き。「右向け左」も良かった。皆さんどうしているだろうか。あちらの20年後も見てみたいものである。同じ様にギヤースカ走り回っているのだろうなあ。


朝早くてマユはねておった。彼のエピローグ(僕が死んだあとの物語)はどんなものになるであろうか?ん、縁起でもない。誰が飯を作る
塩コショウをして叩いているので肉団子のような塊になる。「血」が入っていないので味わいは足りない。塩を入れると少しそれらしい。ハンバーグ的にしても美味しいだろう。餃子の餡も同じ様に作ると宜しい。面倒であまりしないが。
野菜と一緒に煮込む。フライパンを使うのが好きである。
トマト缶を入れると甘くなる。タケノコ危うく入れ忘れるところであった。
人参、ジャガイモが柔らかくなったら鍋に具をあげてカレールーを溶かし込んで合わせて煮る。
電磁調理器で1時間保温で味を染みさせる。
肉とタケノコが美味い。トマト缶が入っていると辛くない。というかバーモントカレーの甘口である(笑)。家では、バーモントカレーをつかことが多い。習いせである。
お代わりした。オリバーのソースである。

#ディアスポリス
#チタタプ
#ゴールデンカムイ
#タケノコカレー

厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。