0から学ぶ『ブランド価値と投資額』【大阪登壇内容抜粋】その3

今回は大阪登壇約70分の最後のパート『企業価値の限界を超えるブランド価値』についてです。

多くの起業家、投資家は、サンフランシスコ、上海、アジアの一部都市で散見される爆発的企業価値を作り出すこと、得ることを一つのアドベンチャー(冒険)として、夢を託している?かもしれません。

再現性は薄いかもしれませんが、そのような状態になった時に
いわゆるユニコーンが誕生するのか
それをグローバルブランドの観点から見てみましょう!

UBERの株価が思ったより伸びなかったことが今、西海岸では話題のようではありますが、まだまだまともな売にはなっていると考えられ、今後のユニコーンの上場はどうだろうというところでしょうか?7兆から6.5兆程度への下落をして、失望感もあるとのことですが、
それでも世界的医療ブランドといえるユニクロなどに匹敵する価値
をただき出しています。

なぜ爆発的な期待を集める企業ブランドが成立するか?

海外では引き続き、強大な期待を集める会社が生まれ続けています。
例えばlast one mile(ラストワンマイル=ワンマイル以内の旅客・物流の解決)を謳う『Bird』もそうです。1.25年で、ユニコーン(1000億円企業)への仲間入りをし、世界で最速記録を作りました。

では要因はなんでしょうか?

①投資・応援の文化の差
日本の中では、クラウドファンディングなどの一時的な小規模なBUZZなどはありましたが、大きな文化・態度変容にはならず、引き続き目新しい、冒険的プロジェクトへの投資は行わない文化であると思われます。
クラウドファンディングの代表格である、kickstarterのまとめサイトを引用して、その差をみてみましょう。

と、まんまです。日本語だけで、世界に匹敵する期待を集めるのは残念ながら非現実的でしょう。単純に自分たちが、他の人たちのフィールドに踏み出す必要があります。その時に自分自身をクリアに説明できる必要があります。

②巨大ブランドでも価格競争は避ける方向性にある=人々の心を掴まなければならないと考えている。
これもわかりやすくいうと、appleはこんな感じです。英語の解釈が挟まるのでそのまま書きます。
key 7 Marketing factors of APPLE
Rethink the need of AD
これはメディアのバイイングの部分が特に疑問ということかと思われます。
Avoid Price War
ブランド論に照らせば、価格競争は、タブーとなります。
・Keep marketing and products simple
・Keep talking to audience in their language
わざわざtheir languageと入れているので、目線を合わせを徹底しろぐらいの強めの表現かもしれません。(日本人は英語で話せ?)
・Design a better customer experience
・Aim at your prospect’s emotions
・Build a community of users or customers
最近はコミュニティビルド(善意的、戦略的ファンの囲い込み?)が注目されています。これはブランドを立てて、ローヤルカスタマーになってもらって、、、というよりはるかに効率的な考え方なのかもしれません。

ということで、心を持つ人間相手にロジックばかりで攻めるのも限界があるので、いっそのこと徹底して心『も』取りに行こう!ということであると思います。

③名声や意思によって存在が確立する。
おそらく誰もが謎だと思うのは、
なぜCo-worker office の中で、WeWorkなのか、、
なぜSharing economyの中で、UberやAir bnbなのか、、、
なぜ、Last one mileの中で、Birdなのか、、、
星の数ほどある企業の中で彼らだけが輝くのか?
ということです。
単純に100個あれば、どれか勝つから、運だからと言ってしまえばそこまでですが、要因を少し考察してみます。

③-1 創業者の名声や経験
Birdのケースがそうです。そもそもBirdの創業者はLyftとUberでそれぞれ要職をつとめ、そこからビジネスを作り出しています。
そのため、他のただ情熱がある人、ただ金になりそうだから始める人に比べて、last one mileの課題解決に関して、現実味が高く期待が集まった
と考えられます。

③-2 自分のブランドを理解したサバイバル/グロースハック
Air bnbは、サービスを開始したものの全くサイトのトラフィックは増えなかった
らしいですが、その打開策として、AIr bnbらしくユニークなシリアル食品を販売しお金を集めました。
ここでの要点は、
『売れてない本業のコンセプトを使って儲けたが、結局本業は捨てず、ピボットしなかった』
です。あくまでも自分たちらしくお金を集め、自分たちの本業に注いで、時期を耐えた
というところでしょうか。

③-3 自分のストーリーを背景としたビジネス
Weworkの創業者は、5人の母を持つコミューンで育つ。NYの成長速度と
コミュニティーのなさの問題に取り組むために起業
自分の専門を生かして、ユーザーの体験の価値を高めることで、他者との差別化
を行い、注目を集めた。
他の商売でもよかったのかもしれませんが、自分のストーリーと専門技術が交わり他のライバルたちより存在を厚くすることができたのかもしれません。

まとめ

・企業価値をはるかに超える期待を集めたいなら、世界語で話せtalking to audience in their language by Apple)
・基本ブランド論に則り、安易な価格競争は避け、人の心を獲りに行け
・自分の存在を確立するために、経験やこだわりをもて
そんな感じでしょうか?

でもどう考えても運やトライアルの回数は必要だと思います。

私がグローバルブランディングにこだわるのは、やはりできれば日本から歴史的なプロダクトはできて欲しい気持ちもあるし、その時に頭脳はないので、私の専門である、国境を超えた心の獲得はどうだろうと思ってのことであります。ゆる言い回しですが。

70分ぐらいにぎゅっと120Pぐらい押し込んだものなので、復習用議論用としてここ三回は書いてみました。
また、東京かどこかでもイベントをやってみようかなと思います。
ではまたその時にでも:)

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はげみになりますー:)
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石坂昌也 /ブランドデザイナー

合同会社Design and Management/ CEO。OSAP, ASACメンター。世界人材サービスworld-hr.com作りました。アジアで活動。元JWT上海、DDBシンガポール、電通、DeNAなど。カンヌ金獅子受賞者。連絡:hello@d-2-m.comまで

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