見出し画像

【新卒・中途】デザイナーの就職・転職

私は割と転職しまくった方ですが、とりあえず、日本も海外も行きたい会社には色々行けました。もはやアラフォーです、、、で、今は、自分の会社。

振り返ればどんな行動をしていたのか?何がオススメだと思うか?という話です。私の経験は、どちらかと言うと一般的でないので、サンプルの一つぐらいになればという記事です。

今の20歳前後の方の就職感というのはわかりません
私がその年齢だったころは、一応、終身雇用は終わるという話はありました
それから何度なく、その話が定期的に繰り返され、私はなにも気にしてませんでした。
その頃は、会社を辞める人は、薄情、裏切り、我慢が足りないという考えの方が強かった気がします

実際に、今もそういうムードはあると思いますし、現実的にサクッと辞める奴は薄情なのかもしれません。(私が言えたことではないのですが、、笑)

まあ、どうせ終身雇用は生きる、真面目に長く働く方がよくあり続けると思ってましたが、最近は、変化をしない方がやばいとなりましたね

大手企業がやはり終身雇用はきついということで、大規模な早期退職、配置転換、雇用控えなどをしています。その中には、エンジニアも含まれていますし、高学歴な人も含まれていることでしょう。

高学歴でエンジニアなのになぜなのかと思う人もいるかもしれませんが、
転職しまくってる私からいうと、定期的に一旦馴染めるか、生き抜けるかの刺激、危機があった方が、動物なので、伸びると思います。
どんな平和な状態でも、いざと言う時戦闘モードに入れないと専門職はきついと思います。

他の記事でも少し書いていますが、いろいろな国、企業で働いている人はなんだかんだで生きて、犯罪もせず(就労ビザとって)残ってるわけですから、知っている情報、リスクに対する考え方で圧倒的厚みが出ます。
それは、一社、一国では絶対に追いつけないです。

しかしただ刺激を求めていると、変な感じになってしまうので、なぜ就職するのか?転職するのかは考えながらしていくと良いだろうというところです。
そんなの当たり前だろと思うかもしれませんが、実際あまり意識していない人もいるかもという感じです。

長くなりましたが、
つまり
『ちゃんと自分のやりたいこと、世の中の動きを考えた上での就職・転職は、今後重要度が増すよ』
という話です。

そうすることで、時間はなくても学生の頃よりよっぽどリアルな勉強をして、学生の頃よりもっと上手くなる、強くなるということですね。

【就職編】

■『就職・転職サイトは使わない』という手法を検討する
私の場合はほんと使ってないです。理由としては、私には行きたい理由・会社があったから
です。
その場合どういう行動に出るかというと、
・行きたい会社に直接コンタクトを取る
※特に募集していなくても送ったりしたこともあります。
> 迷惑といえば迷惑なのでオススメしません笑

これは情熱にあふれた行動のようですが、振り返ってみれば色々合理的です。

応募者側:しっかりと自分のキャリアを考えられる。
その会社の看板だけでなく、実績やタレントなども見て働いてみたいという情報を得てからの応募するため。合格するためになんらかの作品作り/努力をする。不合格でも努力・勉強は残る

会社側:とりあえず、安価に候補者と会える
転職サイトなどに高額な紹介料を払う必要がない候補者は会社のことを調べており、何がやりたいかも決めてきている。
(例:あのポスターが素晴らしかったです。アシスタントしたいですと言うとすると、あの作品か、作ったチームいま人不足してたっけなぁ?みたいな結構突っ込んだことを会社側も考えられます)
一般的に考えると、どこかにポスターを貼ったり、就職サイトに掲載するより、勝手に調べて送ってくる人の方が、質/打率が高い

■行きたい会社を見つける
ちなみに行きたい会社はどう調べんのか?という話であれば、それはさすがに10代でなければ、デザイナーとして勉強不足な気がします

業界ごとに有名な会社、作品、先生はいっぱいいますし、普段から雑誌や物作りしていれば、少なくとも数社ぐらいは出てくるのではないでしょうか?
(とはいえ)私が主にやっていたのはこの三つです。
・自分の知っている有名会社をリストにして、ホームページを見る。
・業界の作品集の作品のクレジットから逆引きして調べる。
・アワード作品のクレジットから逆引きして調べる。

どんな会社だって
、例えば、Starwarsで有名な『インダストリアル・ライト&マジック』に入りたいんだ!とかも最初から諦めない方がいいと思います(特にアラウンド20は)
当たり前ですが、能力あれば、入れると思います。大体の会社(特に海外の会社)は、有能でリーズナブル(理由があり、給料が高すぎない)であれば、取ると思います。※会社が傾いているなどは別ですが。

有名なところに受かるわけはないと思う人もいるかもしれませんが、
『少なくても募集していたら、応募してみるべき』
でしょう
ここでの私の考えは、所詮、人生一過性だし、恥かいてもやらないよりはまあいいかな?ぐらいの感じです
※迷惑行為を推奨ということではないです。基本的に、何回も送れば合格ではなく、ラインに届いていれば、次のステップへと考え、執着しすぎない細かいことを考えすぎない方がいろいろハッピーだと思います。気がつけば一周回って、入れてしまうかもしれません。
本当に真面目に勉強しまくって、結果出せてれば、割とよくあります。

募集してないところにどうしても行きたい場合は、ちゃんとメール・手紙などで理由などをしっかり書いて送ってみるのもいいかもしれません。
採用されなくて当たり前、返信来なくて当たり前ぐらいに考えておけば、何も損はありません

立派な会社ほど、人はそうそう取れません。でも意外と返信くれたり、あってくれたりすることもあります

どう転んでも、それ自体がいい経験、いい勉強ですので、とてもリッチな気分です。

ただ、応募をしようと思ったら当然英語になったり、求められている要求を満たしていないことがわかるかもしれません。
それは、自分の方の課題ですから、解決に取り組みましょう。もしどうしても行きたいのであれば

転職編

■目標に自分を合わせる。社会人になってからの方が勉強する
普通に考えれば、やりたいことのレベルはどんどん上がりますが、自分は年齢とともに基礎的な能力は下がります
デザイナーでいうと、集中力、体力、色を見る力、などなどグイグイ下がっていくことでしょう。

それは、私がおじさんだからと言いたいところですが、体力のピークは20歳ぐらいらしいので、大体の新卒の人はすでに下がり始めているという感じですね。
でも、まあトレーニングすれば拡張されるのが、ヒト(動物?)なので、勉強して、下記をやれば大丈夫(そう

・勉強量を増やす

※デザイナーは幸いなことに?普通にしてるだけで結構調べ物や刺激がおおいとおもいますが、それ以外もバンバンするべきかも。まあ、自由ですが。

・新しいスキルなどを手に入れる
※これはデザイン的なスキルというより、プロジェクトマネージメント、金の流れ、語学などの方が良いでしょう。それぞれ時間を食うので、行きたい方向を考えて選択しましょう

・色々な業界/業種と話す
※割と不思議ですが、デザイナーはデザイナーの話が好きだなと感じることがよくあります。他の業界は知りませんが、とりあえず色々な違う人と話した方が楽しかった気がします

・くよくよしない

性格の話になってしまいましたが(笑)、正直不採用は、能力とかその人でないことも多いのではないかと思います。
何かと言うと『巡り合わせ』です。
たまたまライバルが強力だった、たまたま募集してなかった、たまたまクライアントが減ったなどなど。高いレベル役職ほどそうです。
そもそも、作品は結構実力出ちゃいますが、性格とか、合う合わないはわからないですから、ちょっとやそっとの面談だと。
ので、割と気長にでも急ぎながら、冷静に勉強/準備をし続けてれば、大丈夫かなと思います。

割と冷静なまとめ

実際、就職・転職のオススメは?と今聞かれたら、
エッジのありすぎる会社より、大手などの方が色々良いこともあるかなというのが割と冷静なオススメ
です。

理由は、心身ともにある程度の健康を気遣ってくれて、業界の上段からものを観れるからです。ただし、現場感、野生は失われますので、勉強・計画は忘れずに。
で、それが悪くない手だと皆分かっていると思います。

それでもなお
エッジのある会社、難易度の高いことにアタックしたいならホームページの応募条件を見に行ったり、いろいろ情報収集しに行きましょう笑
そこからが本当の勉強、キャリアを考えると言うことかも
しれません


最後にですが、別にいろいろ体験する、デザインが上手くなる、有名になるばかりがデザイナーとしてというより、人として良いかは自分の判断なので、上記はどちらかというと、『攻めの考え方』だと思います。でも以前よりも攻めていて、なお普通の時代になってきているよ。
という話でした

では、また:)

twitterフォローしてくれたら喜びます!
https://twitter.com/msy_i