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大事なことは二度いう重要性

ことの発端は、前回の記事で、スキが多くついた記事の分析を軽くした時に思いもよらないことが起こりました。
自分のスキを多くつけていただいた記事を見返すまとめを書いたら、そのひとつが再度バズるというものでした。

加えて、私は、国内において、非常に実践的・理論的ブランディングをメイントピックとして、マニアな登壇を繰り返していて気づいたことがあります。それは、何も登壇やプレゼンだけでなく、一般のコミュニケーションにも使えるかなということで、書いてみたいと思います。

ちなみに、『大事なことは二度言う』の語源はテレビコマーシャルらしいです。

二回言っても、全く同じ高い純度の反応

前回の記事『100スキ以上ついた記事を考察してみる』で、面白い反応をいただきました。それは、スキ率トップの記事を分析した時のことで、時間が経っても全く同じ純度の反応をしていただけたということです。

新たな読者にリーチできた主な要因は、twitterで、likeやretweetをいただいた結果
にあります。※twitter(チェリー様から)引用。
(他の方にも多くリツートなどをしていただき、感謝申し上げます)

反応の数字を見てみると、、、
・Before(公開約3ヶ月)
閲覧数:7064
スキ数:170
スキ率:2.4%

・After(記事化1週間)
閲覧数:2022
スキ数:53
スキ率:2.4%
となりました。

・After(合計)
閲覧数:9071
スキ数:217
スキ率:2.4%

上記の通りですが、ここでの不思議だなと思うところは、公開3ヶ月経ったわけですが、全く同じスキ率を保っていることです。

もともと私なりに感じていたデザインと価値について葛藤や疑問を書いたものですが、私もデザイナーですし、読む人もデザイナーやその関係者を想定しているので、思っているより単純制作の価値が低いのでは?という内容は何度も読んで気持ちのいい記事ではないことは理解しています。
しかし、同じような辛さや、ある意味で賛同のようなものも感じてもらってスキ率をキープすることになっていると考えています。

そして、それは少なくても私の記事の中では、スキ率が高いものになっています。
石坂のスキ平均率:1.14%
(全体ビュー数:241757、総スキ数2779)
トップ記事のスキ率:2.41%

ここで言えることは、悪意がなく、自然なものであれば、時間が経ってからも良い反応をしていただける。

もし、みなさんがnoteなどを書いている場合は、自分の平均の2倍以上のスキ率を持っていながらも、ビュー数があまり伸びていないものは、必要に応じて再掲するのも、本当に社会的、デザイン的意味を感じているのであれば、有り、なのかもしれません。
※数字のグロースを意図した時点でダメなのかもしれませんが。

登壇を書き起こしていただいて気づいたこと

加えて、私は、かつて登壇の内容を書き起こしていただいたことがあり、80分ほどの登壇で6万文字ほど話をしていたようです。スライド数は150ページぐらいだと思います。
その回は、特に良いご反応を来場者いただけた登壇でもありました。
(ちなみに、どのようにその反応を知るのかと言うと、登壇後のnoteのフォロワー増数や、名刺を交換を求めてくださる列の長さなどです。アンケートでも良いのですが、よく言ってくださる方も多いため、その後わざわざ労力や時間を使って、ご挨拶などくださる方を反応・結果なんとなく注目しています。)

その文字校正をさせていただいている時に、自分が想像するより、同じことを定期的に言っていましただいたい4回以上です。スライドでは、せいぜい2回程度にしているつもりでしたが。

思えば、私はローコンテクスト表現(とにかく簡単な単語での表現)を海外で体感し、日本でも難易度の高すぎる間や言葉使いより、一度簡単にじっくり説明をして、基本の理解をチームや関係者すべてに定着させることを試みていました

しかし、『非常に実践的・理論的ブランディング』というもの自体が、そもそもローコンテクストとは逆のハイコンテクスト(わかる人じゃないとわからないこと)であり、こういったデザインも含む専門的分野こそ、『大切なことは二度言う必要性が高い』のかもしれません。

ローコンテクストは時に相手の知性を低く見ていると捉えれることがあり、高度な日本人同士だと関係がギクシャクすることがあります。

しかし、デザインやこれからの日本は多様性、多国籍化が進み、わざわざ難しい言葉をつかっている方が能力が低いと見なされる日はそう遠くない
でしょう。

これからの登壇やプレゼン、チームビルドでもいろいろ気をつけていこうと思ったところなので、そのシェアでした。
では:)

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