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5.血管炎の治療記録【2】

こんにちは、masayaです。

今回は血管炎の治療内容の続きをを書いていきたいと思います。

お時間があれば最後までお付き合いください。


5/3:リツキサンの点滴から体調は回復傾向にありましたが、この日くらいから徐々に咳が増えていきました。熱も37~37.5℃くらいを推移していて、治療が上手くいっているのかとても心配でした。
先生に質問すると、「効果は人によって差が出るので、残りの点滴で様子を見るしかない」言われたのを覚えています。

それから数日、咳の出る回数が増えていき、寝る時にも影響が出てきました。睡眠不足で昼間に仮眠を取ることが増え、疲れも取れづらかったと思います。

5/6:ステロイドの副作用を見るため、血液検査、レントゲン、聴力検査、鼻の検査と1日中検査のオンパレードでした。

耳鼻科は入院時の出血の件があったので多少不安でした。内視鏡で見てもらう時に心臓バクバクでしたが、先生から「だいぶきれいになってるね。健康な鼻だよ」と言っていただきました。
その後鼻の掃除をしてもらったのですが、なんとタバコサイズのカサブタが取れました。取ってもらった時は涙が出ましたが、今まで閉じていた鼻がようやく元に戻り、先生へ感謝の言葉が自然と出てきました。

一旦病室に戻り待機していると、レントゲンと血液検査の結果が伝えられました。肺には血管炎の影響による影が残っていて、尿は血尿と白血球が検出されていました。
※白血球の検出は腎臓への影響が出る可能性があるそうです。

悪い状況であることは理解していましたが、最後に先生から「思ったよりも治療が効いていないから、入院期間が伸びるかもしれない」と言われた時はショックでした。

以上がリツキサン2回目までの経過です。鼻の調子がやっとよくなったら他の部分が悪くなる。膠原病がいろいろな病気の集合といわれるのを再認識しました。


最後に、この時期に強く思ったことを書きます。それは看護師や看護助手の方々への感謝です。自分で体調を管理することができないので、日々看護師さんから健康状態を看ていただく必要があります。
6:00   血圧、体温、酸素濃度測定、健康チェック
8:00   朝食の配膳と片付け
9:30   血糖値測定
11:00 血圧、体温、酸素濃度測定、健康チェック
12:00 昼食の配膳と片付け
14:00 血糖値測定
16:00 血圧、体温、酸素濃度測定、健康チェック
18:00 夕食の配膳と片付け
19:00 血圧、体温、酸素濃度測定、健康チェック
20:00 血糖値測定
22:00 見回り
3:00   見回り
書き出すだけでも多いですが、これを私以外の患者さんにも毎日行っています(もちろん回数に差はあると思います)。本当に頭が上がりません。

昨今はコロナの影響で看護師さんからのSOSがニュースで報道されています。実際に看護を受けた立場からすると、これ以上の負担は増やしてはいけないと思います。
今後も感染症対策をより一層徹底していきたいですね。


次回も治療経過について書いて行きたいと思います。


お時間があればお付き合いください。



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