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自動運転に関わりたい社会人の基礎/実現性を見極める4つの指標(2.ビジネスモデル)[19]

どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回は、自動運転の実現性を測るための4つの指標について②
#自動運転  #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア

自動運転は実現する。
自動運転社会は必ずくる。

信じて疑わないことはいい事ですが、社会人になり自動運転開発やビジネスを行う立場であれば、もう少し冷静に自動運転の実現性について考えなければなりません。ビットコインの時のムーブメントのように無条件で技術や未来を過信することはいけませんよね。

そこで、以前、記事にもしましたが、正しく自動運転を理解するための4つの指標をちょっと説明します。

4つの実現性指標
1. 技術的成熟度
2. ビジネスモデル
3. 法規制
4. 社会的受容性

2. ビジネスモデル

2日目はビジネスモデルについてです。
いわゆる、自動運転の機能を搭載したサービスを市場に投入したときに、収益化できるか、というところになります。

例えば、「もともと300万円のプリウスにレベル4の自動運転機能を搭載し、600万円で売り出した結果、50万台の売上を見込んでいたところ、5万台しか売れなくなった。」

のような場合ですと、明らかに赤字になりそうなのは分かりますよね。原因は、プリウスの顧客層が自動運転を必要としなかった、機能が値段の割に不便だった、生産が追いつかなかった、など色々な原因が考えられると思います。

自動運転システムが開発されれば、きっと売れる

スタートアップも大企業も、壮大なビジョンを掲げ注目と投資を募りますが、現実にビジネスを起こす場合は現実的なビジネスモデルを描かないといけません。

ビジネスモデルキャンパス

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