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陰で業界を牛耳る黒子の自動運転ベンチャーAurora:前編[27]

どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回は、自動運転ベンチャーAuroraについて
#自動運転  #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア

グーグルのウェイモやウーバーの自動運転開発部門などは、積極的に表舞台に立ち脚光を浴びています。

しかし、一般人に対して脚光を浴びなくとも、陰で市場を支配しつつある自動運転ベンチャーがアメリカに存在します。

Auroraというベンチャーを聞いたことがあるでしょうか。今回は、そのAuroraについての紹介です。

Aurora

三人の創業者により2016年に設立された米国のベンチャー企業で、今、非常に注目度の高いベンチャーの一つになります。
しかし、自動運転サービスや自動運転を使った画期的なビジネスを展開することを目標にしていないオーロラは、あまり表に出てきません。壮大なビジョンを掲げたり大規模な実証実験などをアナウンスしたりすくこともなく、ただ、ひっそりと開発を進めています。

なぜ?

経営者

Chris Urmson
Co-founder & Chief Executive Officer

アームソンは、自動運転で最も有名な人の一人です。アメリカDARPAロボットカーレース「DARPAグランドチャレンジ」でカーネギーメロン大学を率いたのちグーグルの自動運転プロジェクトを立ち上げ、オーロラを創業するまでそのトップにいました。

自動運転開発のブームの先駆けとなってグーグルを牽引していた一人になります。

Sterling Anderson
Co-founder & Chief Product Officer

アンダーソンは、MITでロボティックスのPh.Dを取得後、モデルXのプロダクト責任者として2年、オートパイロットの開発責任者として2年、テスラで開発に携わっていました。また、マッキンゼー・アンド・カンパニーで働いていたこともあり、プロダクト責任者としてオーロラのCPOとなっている。

Drew Bagnell
Co-founder & Chief Technical Officer

最後に、バグネルは機械学習のエキスパートで、カーネギーメロン大学の准教授でもあります。バグネルは、カーネギーメロン大学のロボティックセンターやウーバーの自動運転開発部署の立ち上げなどにもかかわっており、機械学習やロボティクス、それを実装する自動運転技術のプロフェッショナルであると言えます。

この著名な3人で設立されたオーロラは、現在、サンフランシスコ・パロアルト・ピッツバーグにオフィスを構え、160人ほどのエンジニアとともに開発を進めている。

今日はここまでで、次回は、オーロラが提携した企業と提携内容についてです!

おわり

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