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お客様の心が冷めたら、もう戻ってきてはくれない

一消費者として、様々なサービスを受けます。提供者に放置されていると感じる期間が長くなると、心が冷めてしまいます。私自身、教育サービスを提供していて、いかにお客様の心が冷めないか、試行錯誤しています。心が冷め切ったお客様は、何も言わずに去っていきます。クレームを言ってくれるお客様は、実は愛情があるのです。いかにお客様とつながり、心を冷まさないかが大切です。

とはいえ、毎日電話をかけたり、対面することは現実的ではありません。私たちが取り組んでいることを2つご紹介します。コーチングとITツールです。

弊社のメインプログラムにご入会いただくと、最初の3ヶ月間、毎週1回の1on1コーチングがあります。これ以外にも個別のコンサルティングなどが入りますが、コーチングの方がお客様とのつながりを保ちやすいです。コンサルティングは課題解決の場なので、明確な課題がないと話しにくかったりします。もちろんコンサルタント側はそんなこと言わずに話してください、と思っているのですが、お客様はそう感じるものです。けれども、コーチングであれば、もっと柔らかいコミュニケーションがとれます。ちょっとやる気が出ないとか、自信がなくなっている、ということにもアプローチできます。お客様の心に火をくべることができます。

続いて、ITツールですが、大袈裟なものではありません。LINEやメールマガジンを使うことで、日々、自動的にお客様に情報を提供し、つながることができます。私たちは、お役立ち情報、お客様の成功事例、イベント情報、といったものを定期的にお送りすることで、お客様の心が冷めない、もしくは忘れ去られないようにしています。

ビジネスというのは、お客様(市場)からの評価で成り立っています。お客様は、あなたのサービスも、ライバルのサービスも選び放題です。その中で、選ばれるには、心が冷めない関わりが大切になります。


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