クリスマスの日に出逢った気持ち悪いヤツ 〜 Aphex Twin『Richard D. James Album』(1996) 〜



 いつ見ても気持ち悪いジャケット!

 サンタクロースからのプレゼントだった『Richard D. James Album』。クリスマスの日、朝早く目覚めると枕元にこれがありました。サンタクロース俺のことわかってますね。さすがだわ。

 このアルバムについては“衝撃!”の一言しかない。音楽的文脈や歴史云々から逸脱した音楽というか、前例やルールが通用しない音に聞こえたんですよね。

 そんな音に出会えたおかげで、先入観にとらわれず音楽を楽しもうと強く思うようになりました。面白いものは面白いでいいじゃん...という。こういう寛容な姿勢が、『Richard D. James Album』の本質だと思うのです。



初出 : クッキーシーンのFacebook企画『DISC of the DAY』。2013年11月4日執筆。

※本稿は、クッキーシーンのFacebook企画『DISC of the DAY』に寄稿した記事に加筆・修正を施したものです。

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