『ベイビー・ドライバー』

ロサンゼルスで日本より一足早く公開されたエドガー・ライト監督最新作、『ベイビー・ドライバー』を観ました。

ソニー傘下のTriStar Picturesがスタジオとして、そして『レ・ミゼラブル』や『博士と彼女のセオリー』などの名作で知られる、そして筆者が個人的にすごく大好きなイギリスのWorking Title Filmsが製作会社として関わっています。

音楽が大好きな若いゲッタウェイ・ドライバーとして活躍するベイビーは、ある日ダイナーのウェイトレスデボラに一目惚れ、危ないビジネスから足を洗うことを約束し、一緒に街を出ようと持ちかけます。しかし「次の計画に加わらなければ、デボラの安全は保証できない」的なことをギャングのボスに告げられ、この繋がりを断ち切るべく、最後の仕事を引き受ける、というあらすじなのですが、このスタイリッシュなアクションクライムの無口な主人公、ベイビー(キャラクターの名前です)をアンセル・エルゴートが好演しています。加えて、ギャングのボスを『ハウス・オブ・カード』のケヴィン・スペーシー、ギャングのメンバーの一人をジョン・ハムが演じていたり、脇をきっちり固めてますね。

アメリカの映画レビューサイトRotten Tomatoesでは、高得点の95%を獲得、 6月27日付のRolling Stoneウェブ版の記事「2017年今のところでの最高の映画12本(12 Best Movies of 2017 So Far)」では、3位にランクインしていますが、家族、恋人とお金、ギャング等のハリウッドによくあるベーシックなテーマを、音楽とシンクしたスタイリッシュな映像に作り上げています。決して派手すぎないカーアクションがものすごくカッコ良いのです。

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ちなみにこの作品は、製作予算約3400万ドルながら、アメリカでは$9200万ドル以上を稼ぎだしています。そしてちょうど今監督は来日中ですかね…。Twitterにも来日中にフジロックに行った写真などがあげられていますが、映画のプロモーションツアーの次の目的地に行ったのかな…。

この『ベイビー・ドライバー』、日本では8月19日公開とのこと。東京にいる間に、もう一度劇場で観ようかな…。

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