ヨルゴス・ランティモス監督最新作『The Killing of a Sacred Deer』予告編

ロブスター』で一躍2015年のカンヌ映画祭を賑わわせたギリシャ人監督ヨルゴス・ランティモスによる最新作『The Killing of a Sacred Deer(聖なる鹿殺し)』予告編が公開されました。

IndieWireによると、コリン・ファレル演じるカリスマ外科医、スティーブンが、助けようとした一人の少年の変貌によって、自らの家族が機能不全に陥り、そして考えられないような犠牲を払わなくてはならなくなる、というストーリーのようです。スティーブンの妻役をニコール・キッドマン、少年の母親役をアリシア・シルヴァーストーンが演じるとのこと。脚本はランティモス監督と、彼と前2作でもコラボレートしたエフティミス・フィリップとの共同執筆です。

ヨルゴス・ランティモス監督、コリン・ファレル、そしてアメリカの配給会社のA24(この会社については後日記事を書きたいと思っています)という組み合わせは、完全に『ロブスター』から来た流れですよね。

ちなみに「45日以内にパートナーを見つけなかった人は動物に変えられる」という世界の中で物語が展開するランティモス監督前作の『ロブスター』は、そのコンセプトやストーリー自体はすごくユニークだと思ったし、ビジュアルも綺麗だと思ったのですが、正直なところ、フラットな演技の中に散りばめられたユーモアのテイストが筆者の好みと合いませんでした。IndieWireの記事の中で、この新作について「これはただひどい悲劇の中に投げ入れられた人々のドラマではなく、個性的な面白さと、気味の悪さ、歪み、それに奇妙に啓示的な映画になるだろう」と書かれています。予告を見た感じだと、前作よりは張り込みやすいトーンになっている気がするのですが。でも見るのが楽しみです。

ちなみに、IndieWireの記事のトップに、“Warning: You may never be able to listen to the sunny pop jams of Ellie Goulding ever again.(「警告:もう二度とエリー・ゴールディングの明るいポップジャムを聴けなくなるかもしれません”)と書いていますが、予告編ぶっ通しで彼女の『Burn』を不気味な少女の声が口ずさんでいます。確かに怖いです。

長くなりましたが、気になる予告編はこちら

Source: IndieWire

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Masaya

北海道出身。大学卒業後、都内のインテリア商材の営業職に就くも、日々の単調な生活に嫌気がさし、2014年に単身渡米。UCLA大学院にて映画プロデューシングの修士号(MFA)を取得。その後約1年ハリウッドのメジャースタジオにて長編映画の企画開発部門などに関わる。2017年7月帰国。

映画とかアメリカのこととか。

ハリウッドや世界の最新の映画や海外ドラマのこと、映画祭情報、フィルムスクールのことなどを、現地での経験も絡めて、書いていきます。
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