見出し画像

叱らず問いかける〜でも、叱ってしまう時もあります〜

池上正さんの著書「叱らず問いかける」を参考にしてもう4年が経とうとしています

この言葉の難しさやたるや

今日の
試合では、自分自身の未熟さを痛感しました

1.コート上には「敵」はいない

今日の2試合目

とっても良いチームとの試合をさせていただきました

試合早々、ハードな当たりに怯む選手たち

「相手からぶつかってきてる」

次に選手は、やり返しを選択しました

「だから、取り返すんだ」

そこまでは良かったものの、腕を掴んだり、横や後ろからのプレーでファウルを取られました

相手ベンチ、応援席からは、

「おいー!危ないだろ!」
「フェアプレーしよう!」

と不穏な声も、、、

本当に危ないプレーもたくさんあったので、私も言わずにはいられなくなりました

「それはバスケットボールじゃない!」
「相手が怪我をする!」
「敵じゃなくて、仲間を大切にするからスポーツなんだ!」

感情に任せて、叱ってしまいした

「バスケットボールでは、ボールにプレーしなければならない」
「横や後ろからの接触は、危険なプレーなんだ」

と話を続けました

1Q、2Qが終わり、ベンチに戻る選手たちの目には涙が。

「くやしい」
「うまくいかない」

その言葉が選手たちから溢れ出ていました

2.ハードプレーvsラフプレー

試合が進むにつれて、ハードなプレーが増え始めます

ボールを取られても、追い抜いてからボールプレー

リバウンドを取られても、ダウンボールに向かうプレー

こういったゲームでは、ファウルでないものまでファウルになることはよくあること

それでも、徐々にハードなプレーが増えていきます

ラフプレーは、相手をリスペクトしないからこそ起こってしまいます

「敵」ではなく、バスケットボールを楽しむ「仲間」ということを、少しでも体験してくれたように思います

相手が何枚も上手であるにも関わらず、まして、スコアも散々な中、最後までハッスルプレーを続けました

スコアは、6-60の大敗です

3.悔し涙

ゲームの序盤、選手たちは涙を流していました

「相手のチームはうまい!」
「すごいプレーもたくさんしている」
「相手から学ばせてもらおう」
「このゲームだからこそ、出来ることを積み重ねていこう」

そう伝え続けるうちに、選手の顔は、キリッとしていきました

まだ保護者の方々に挨拶も済ませていないのに、一度集まっていただきました

そこで私は、こう伝えました

「私たち大人の期待値(「いつもなら」「もっと」とか)には、及ばない部分が多かったかも知れません」
「でも、私から見て、今日のゲームを通して選手たちが変わっていくのが分かりました」
「最後までハードなプレーを続けました」
「決して、怒らないでください。あえて、何も触れなくてもいいかもしれません」
「感情を受け止めてあげてください」

保護者の皆さんも頷きながら話を聞いてくださいました


TOHOも私も、まだまだこれから。

どんな航海が始まるのでしょう?^_^


あなたのサポートが、次の記事のエネルギーになります! 私の経験、あなたのためにシェアさせていただきます^_^ サポートよろしくお願いします!