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キャプテン〜ファシリテーター役は?〜

ブログを始めて1ヶ月、いろんな方からメッセージや声をいただくようになりました。ありがとうございます!今回は、

#キャプテン てどうしてるん?」

にお応えしたいと思います。

1.5.は私が。2.3.4.は、信頼するアシスタントコーチが真剣に考えました。

1.今年の状況
2.コーチミーティング
3.子どもたちに #訊く〜 #しつもんメンタル のフレームを使って〜
4. #ファシリテーター は…
5.キャプテンが決まって

1.今年の状況

昨年末から今年2018年に入って、新6年がかなり増えました。でも、それと同時に「キャプテンをどうするか」に悩まさせることになりました。

これまでの流れでいくと、すんなりと代表の私が決めて、

「これでいくよ。がんばってね。」

だったのに、今回は、一度立ち止まり、

「本当にそれで良いんだろうか」

を問い直すことにしました。なぜそうしたのでしょう。

それは、大和の理念をみんなと共有できてきたからだと思います。

一人でチームをやりくりしていたときには、立ち止まる時間がなかったように思います。多くの大人、コーチと常日頃から理想を語り合えているからこそ、そんなことを考えたのかもしれません。

大和は #子ども中心

と考えると、「大人の経験を #一般化 して、キャプテンを指名って、本当に子どもたちにとって良いんだろうか」と考えるようになりました。

これまで、私は、、、

「キャプテンをしたら、苦労もするけど、いっぱい良いことがあるんだ!自分もそうだったし!」
「誰をキャプテンにしようか」(キャプテンをさせるのが正しいと考えること。)

といった自分の経験の「一般化」。よくよく考えてみると、

そもそもの問いの立て方は正しかったんだろうか?
そもそもキャプテンてなんだ?
そもそもなんのためにチームってあるんだ?

などなどグルグル頭を回転させるんですよね。で、ここからが大事。

#1人で考えると煮詰まる ので、コーチみんなで考えたんです。

1人じゃなくて大人6人で。

2.コーチミーティング

1月の寒い夜、練習後に、とあるファミレスで大人6人が集まりました。すると、キャプテンについての考えがたくさん出ました。

歴代のキャプテン、チームの経緯、そして大和の理念を確認しました

それから、キャプテンを「固定にするか」「順番にするか」の2つに分かれました。

●キャプテンを「1人に固定」してはどうか?

去年1年間は、6年生がいなかったので、 #順番 でやってみた。しかし、責任の擦り付け合いや、キャプテンになってまとめようとしても、「周りが言うことを聞いてくれない」など悩む子どももいた。キャプテンがいない場合、他責になりチームまとまりがない。

やりたい子どもおり、 #キャプテン像 (なぜ必要か、役割など)を全員で共有してキャプテンを決めたい。そうすることで、キャプテン・副キャプテンがみんなの意見を聞きだし、練習メニューや試合に誰が出るかなどの #自主性 を育みたい。

●キャプテンを「順番に」してはどうか?

全員の子供たちに経験してほしい。キャプテンを経験することで、助け合いや声出しなどの #フォロー をするようになる。

どの子がその資質があるのか、大人には分からない。小学生の段階で固定にする必要がない。これを大和の伝統にしたい。

どちらの意見も頷けるものでした。しかも、選手のことを一番に考えていて

余談ですが、、、
議論する際に、意見と意見や考えと考えをぶつけ合うと、摩擦が起きますよね。で、多くの人はその摩擦を嫌います。「嫌われたら」「不具合が起きたら」「傷つけてしまったら」と思っちゃいます。でも、その摩擦を生み出す考えに、本当の価値があると私は思っています。ゴールは1つですが、 #道筋は違う 。それを #認め合う ことができれば、問題ないですよね。

さて、この後、私たちはどうしたのでしょう。それは、

#子どものことは子どもに訊く

です。

3.子どもたちに訊く〜しつもんメンタルのフレームを使って〜

#しつもんメンタル のフレームを使って、子どもたちにキャプテンについてのしつもんをしました。

1.キャプテンの役割は?その理由。
2.どんな人になって欲しい?その理由。
3.特定の誰に決めたい? 新6年生みんなで交代制にしたい?その理由。
4.キャプテンしたい?

選手たちにじっくりと考えて欲しかったので、A4の紙だけを渡し、「次の練習に回答を集めたい」とだけ伝えました。

回答の紙をみると、一対集団の形式のときよりも、深く選手が思考してくれたと感じました。

選手たちの中で、キャプテンの在り方を整理でき、キャプテンを決める一員として感じてくれたと思います。

結果は、ほとんどが

「キャプテンを決めたい」

でした。子ども達を集め、結果を伝え、交代制を希望した子にも話をして、キャプテンの在り方、みんなが願っている #キャプテン像 を説明しました。

4.ファシリテーターは中学生

最後のステップです。

どのようにキャプテンを決めるか

私から、伝えたのは、

「私は、みんなを信じている。みんなだけで必ず決めれる。」

たったのこれだけです。

いつもは、 #ファシリテーター役 を私がしていましたが、より子ども達だけで決める感と、私的な感情を全く挟みたくなかったので、 #OB の中学生にお願いしました。

遠くから見ているだけでしたが、キャプテンの立候補、全員が誰かに投票し、意見や理由を言っているようでした。

時間の関係で1回では終わらず、2回目で更にじっくりと話をして決めてくれました。

新しいキャプテン・副キャプテンと全員がハイタッチをして歓迎しました。

私には、全員が満足そうな顔にみえました。

大人でもなかなか決めれない事が多い中、小学生が一人ひとり意見を出し合いながら、キャプテンを決めてくれました。

子ども達の自立性を目の当たりにして、子ども達のさらなる可能性の高さを感じました。

5.キャプテンが決まって

周りの大人も真剣に考えて意見を出し、最後に子どもたちが #自分たちで キャプテンを決める。

私たちは、この #過程に価値がある と思っています。

選手一人ひとりが主体的になること。スポーツ選手である前に、一人の人間として、成長し続けること。

これが、大切だと改めて考えさせてくれました。

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