なつみがお空に戻ってから3ヶ月経ちました。月並みだけどあっという間でした。昨日の事のように思う日、ずっと前に思える日、そんな日々をやり過ごしてたら3ヶ月です。

元日のあの地震のこともあり、しばらくは泣かない日もありました。だけどやっぱり、お風呂に入ろうとして、あ、なつみを連れて行かなくちゃ、とふとよく寝ていた場所を見て、名残もなにもなくなったその場所を確認して、ああ、そうだな、もう居ないんだな、と、まあこれも何度も何度も繰り返し。これ打ち込みながら涙ぐむおバカな私。

iPadやiPhoneの中にいるなつみを見ては、ああ、、と思い、抱きしめてうずくまるおバカな私。情けないったらねえ、本当にねえ。

膝の上でぐーぐー寝ていたなつみ。抱っこすると肩に顎のせてそのまま寝てしまうなつみ。その重みを体が覚えていて恋しがるのです。もうそこにいないのにそっと撫でてしまうおバカな私。これは最初のコのアトムがお空へ帰ってからもそうでした。まあそういうものなんでしょうね、多分。

その反面、ずっといたワンコがいない、夫と私の2人だけの暮らしとなり、出かけても急いで帰る必要がなくなって、天気の悪い日、寒い日、体調の悪い日に、なつみを外へ連れて行かなくても良くなって楽にはなりました、本当に。しんどかったですからね、やっぱり。それを厭わず、むしろそんなことなら何度でもやるから帰ってきて、という方もおられますよね。でもね、私と夫はもうそれは無理なんだろうなと、そんな哀しみもあったりします。

ほぼ毎日同じような写真を何枚も撮り続けていたけれど、もう一枚も増えることがなくて、それが悲しくて切なくて悔しい。

そんな日々ですけども、一つ嬉しかったのは、ポートレートモードをメインに使っていて、動きが遅く緩慢になったとはいえやっぱり動いてるからボケボケの写真が沢山あって、でも、本当にひどいの以外は全部残してあるのです。そんなボケてる写真が実は後から修正編集できるとiPhoneの豆知識みたいなことを投稿してる人のポストで見て、はっ！と思い、やってみましたら、ぼんやりしていた目元がよく見えるようになって、ああ、と泣き崩れたりしました。夫にも実演して見せて、見て見て、可愛いよ、ちゃんと顔が良くわかるようになったよ！とそんな説明しながらまた泣いて、そんなおばかです。