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6月20日(火) 「未利用魚・カゴカマス」

今日の豊田は曇り、のち晴れ。その後、また曇り。
最低気温は22℃、最高気温は28℃。
暑さはチョット落ち着いたようです。さて、

昨日は「『フードロス』について考える」についてお伝え致しましたが、本日は未利用魚
食べると下痢を起こすアブラソコムツバラムツと同じクロタチカマス科に属するカゴカマスについてお伝えして行こうと思います。

豊洲市場や他の地方卸売市場ではあまり見掛けなかったのですが(いや、殆ど全く、かな)、現状に於ける我がホームグランド市場である西浦鮮魚マーケット一色さかな村では、時々このカゴカマスが売られているのを見掛けます。しかも、超安価で。
冒頭写真は一色で買ったモノなのですが、30㎝大のコレ5匹で100円ですよ。1匹20円。あり得ない安さです。ソレでもあんまり売れてい無さそうなカンジでした(泣)。

このお仲間には上述の腹下し系?の大物以外にも、小田原辺りではスミヤキとも呼ばれているクロシビカマスがいて(スミヤキは旧標準名でもあったとか!)、コレは過去に食ったコトありました。
このカゴカマスもクロシビカマスと同様に、皮の方から長く硬い骨が身に伸びている為、そのままだと可也骨っぽいカンジがある為、ハモ骨切りのように身を細かく切って焼いたり煮たりすれば、全くホネは気にならなくなります。
カゴカマスの場合、クロシビカマスほどの脂の乗りは無いものの、まずまずの脂の乗り方で、焼いて食えば十分に美味いのであります。勿論、煮て食べても。
 
刺身にするにはホネが気になる為、梳き身にしてなめろうにすれば、適度な脂の乗りもあり、また淡白な白身でもあるので、とっても美味いんです。自分はまだやってませんが、腹側ならば上述の骨も入っていない為、コレは刺身にしたり炙ったりして食うと、コレまた美味いのだそう。
 
と言うことで、激安・格安で且つ中々に美味いサカナでありますので、コレが入るのであればお出ししたいモノですね。
まぁ、この魚を入手する為には、西浦か一色の魚屋さんに頼んで送って貰うしかなさそうですが、ソレも一つの調達方法として検討してみたいと考えています。
他で調達出来る先あれば(勿論、格安で)、是非ご教示戴ければと思います。
 
明日は6月21日でありますので、「二十四節気・『夏至』」についてお伝えして行こうと思います。


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