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10月13日(金)「醗酵飲料(ウィスキー)・Taliskerの10年と18年」

今日の豊田も晴れ。
朝の最低気温は12℃台迄低下、日中の最高気温は昨日と同様に25℃。
昼間に散歩してても、汗をあんまりかかずに済む気温になって来て、有り難いコトです。さて、

昨日は自作の「醗酵食品・柚子胡椒、酢橘胡椒」について書きましたが、本日は「醗酵飲料(ウィスキー)・Taliskerの10年18年」について書いて行きたいと思います(但し、今日の更新は少々サボりでありまして、昔やってたブログにアップした内容をテキトーにupdateしたモノですので、この点悪しからずご了承下さりませ)。
 
十数年前に行ったスコットランド蒸留所巡りでも、流石にスカイ島は遠過ぎて行くコトが出来ませんでしたが、以前からこの「Talisker 10年」は結構好きで、良く飲んでいました。
Taliskerの味を表現する際には、良く「強い胡椒風味」だとか、「塩っぽい」とか言われます。

この「Talisker」とはゲール語ヴァイキングの使う古ノルド語の両方に起源のある言葉だそうで、「傾いた大岩」、「斜面上の大岩」と言う意味があるのだそうです。
現在の所有者であるディアジオ社が最近最も力を入れて増産・販売をしているシングルモルトなのだそうです。

そしてまた、このお酒は「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」等の作者でもあるスコットランドの文豪、ロバート・ルイス・スチーブンソンが、「酒の中の王様」と絶賛したほどのウィスキーなのだそうですよ。

土屋守さんの「シングルモルトウィスキー大全」の10年、18年のTasting Noteでは以下の通りとなっています(青字部分は引用です)。

【Original Brand 10年】
「香り…土壁、ピート、くさや、潮の香り。スパイシーでハーブ様。加水をするとジンジャー、よりスモーク。
味…ミディアムボディ。スィートだがスモーキーでスパイシー。ビターチョコレート。後味はドライ。加水をするとややボディが弱くなる。
総評…かつてのようなパンチ力には欠けるが、その分安定感があり、フレッシュでスモーキー。オイスターやホタテなどと…」

【Original Brand 18年】
「香り…穏やかだが深みがあり、バランスも良い。スィートでフルーティ。ブドウ、巨峰。加水でよりフルーティ。蜂蜜。
味…リッチでコクがある。スパイシーでホット。しっかりとしている。加水でかすかなスモーク香。チョコレート。
総評…スモーキーさは抑えられているが、フルーティで、バランスがすばらしい。タリスカーのポテンシャルの高さがうかがえる」
 
この2つを飲み比べてみると、圧倒的に18年の方が旨い。ちょっとビックリするレベルですね。ホント、バランスが良く、どんどん飲みたくなるほど。
10年の方も特に18年を飲んだアトだと、その荒々しさがまたステキに感じられます。
何れにせよ、佳い酒であるコトには間違いありません。
ただ、問題は価格。10年の方はあまり変わらずに5,000円前後で購入可能なようですが、18年の方はどうやら入手困難になっているようで、2万円近くしてしまっているようです(ソレじゃあ、もう買えないですよねぇ…(泣)。
 
と言うコトで、今週はコレにて。
来週ナニ書こうかまだ決めてないので、今日の予告編は割愛です(汗)。
では、良い気候になってきましたので、皆さんも良い週末をお過ごし下さりませ~!

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