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9月15日(金)「醗酵飲料(ウィスキー)・Oban 14年」

今日の豊田は曇りのち晴れ。
最低気温は高めの25℃、最高気温もやや高めで34℃近く迄上昇。
9月も半ばだというのに、と言うカンジですかね。
でも、予報に拠れば来週後半からはこの暑さも落ち着くようですので、アト少しで本格的な秋の到来と言うコトになりそうですかね。さて、

昨日はやや長めの「腸活・菌活のススメ。免疫力向上の為に」をお届けしましたが、今日は打って変わって「醗酵飲料(ウィスキー)・Oban 14年」について書いて行きたいと思います(冒頭写真は2010年に訪問した際のモノ)。

Oban。
この蒸留所は、スコットランドの西部、ヘブリディーズ諸島への玄関口であるオーバンと言う港町にあります。アイラからはフェリー乗り場から北上して約3時間のトコロ。
2010年にアイラ島臭モノシングルモルトの旅の後にチョットだけ立ち寄りました。

元々、ヨードチンキ臭溢れる(?)アイラモルトが大好きでアイラ島迄遠征したワケですが、当然ソレ以外のシングルモルトも好きで、スぺイサイドのロールスロイスとも言われるThe MacallanやらGlen Livetなんかだって飲んだりもします。そんな中でも割と好きな部類に入るシングルモルトがこのOban 14年。
アイラモルトほどのクサさはないものの、お上品で旨いんですよね~。最近では、ロシアによるウクライナ侵攻に起因する各種原料高や円安等によってエラい高いモノになってしまったので、1万円近くはしてしまうのだけれども、1本は常に手許に置いておきたいお酒です。

このお酒を造るThe Oban Distilleryの創業は1794年とのことなので、既に約230年。古い蔵ですね。2度ホドオーナーは変わってはいるものの、敷地の拡張や移転は行っておらず、2つのポットスチルを使った製法も創業当時のままと言うコトで、伝統を守り乍らの酒造りを継続しているコトにはオドロキですよね。
また、この蒸留所は他の蔵とは異なって、あまり多くの製品を造っておらず、ほぼこの14年一本で勝負をしているトコロも中々に潔いと思います(多少の製品は作っているものの、大々的には売り出していない)。

このお酒、アイラ島とスカイ島の中間に位置していると言う地理的条件や近くのグレネベリー湖から引いている水、創業当時から引き継がれているポットスチルの形状等により、ハイランドモルトとアイラモルトの中間の性質を持つ「軽く華やかで、海の香りの染み込んだ風味」を持つとも言われてますが、個人的にはアイラ程の荒々しさは感じられず、とってもお上品で確かに海の香りを感じるけれども複雑さを持った甘味・フルーティさもあって、ホントに旨い酒だなぁ、と思います。宜しければ、是非一度お試し下さりませ。

と言うことで今週はコレ迄。
来週は、ちょっと新しい企画を開始したいと思いまして、「漁師料理・なめろう」について書いて行きたいと思います。
この3連休もまだまだ暑さが継続するようですが、皆さま良い週末をお過ごし下さりませ!


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