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10月24日(火)「二十四節気・霜降(そうこう)」

今日の豊田は終日快晴。
朝方の最低気温は11℃、日中の最高気温は23℃台。
秋らしい天気です。
今日から二十四節気霜降入り。霜降の初項、七十二候では「霜始降(しもはじめてふる)」(霜が降り始める時季)となります。昨今の地球温暖化の状況下に於いては、流石に今この時期に霜が降りるようなコト迄は無さそうなので、流石に季節のズレを感じざるを得ませんが(笑)。さて、

昨日は「未利用魚・イトヒキアジ」について書きましたが、本日は上述の通り、また一つ次の節気に入りましたので、「二十四節気・霜降(そうこう)」についてお話させて戴きたいと思います(冒頭写真はコチラから拝借致しました)。

霜降。
文字通り、露が冷気によって霜となって降り始め、そして楓や蔦等が紅葉し始める頃。コレから次の立冬迄の間に吹き付ける寒い北風のコトを木枯らしと呼ぶのだとか。
いやいや、チョット待ってよ、この間まで25℃超えの夏日続いていたし、やっと涼しくなって秋めいて来たなと思ってるトコロなのに、もう冬?木枯らし??と言うのが正直な感想なのではないでしょうかね。コレも偏に地球温暖化の為せるワザと言うコトなのでしょうか?
尚、今年の霜降は本日10月24日(火)に始まり、次の立冬(りっとう)が始まる前日の11月7日(火)迄の約2週間となります。

この時季に美味くなって来るサカナとしては、解禁となっているイセエビも好調のようですが、今年も11月6日(月)に解禁となるズワイガニ漁も始まるし、タラバガニも良くなって来ますね(って、この手の甲殻類は高過ぎて手が出ませんが)。
おサカナでも高級系で行けば、冬に旬を迎えるブリ・トラフグ・ヒラメ・キンキなんかも、そろそろ良くなり始める頃だし、そろそろ肝パンカワハギも出てるし、秋に脂が乗って来るカマスなんかも良い。コハダや甘エビ、殻付きのマガキなんかも。アマエビは意外にも殻ごとの焼も美味いですよね~。ホント、美味いモノ大行列。
そうそう、前回お伝えしていた今年のシシャモ漁不漁の件、矢張り鵡川や他の場所でも全く芳しくなかったようで、厚岸でやフツーサイズでキロ7,000円台、大黒シシャモは14,000円もしてるんだそう。もう、全然庶民の魚とは言えず、全くの高嶺の花、フツーのサラリーマン生活ではとてもじゃないけれども、買えないハズですよねぇ。

この時季に旬を迎える野菜としては、長ネギ・大根・白菜・春菊・山芋・蓮根等の鍋物系野菜が良くなてって来てますし、ごぼう・ニラ・ブロッコリー・カリフラワ等も多くなって来てて、食用の秋全回モードにスグになってしまうは、已むを得ぬ事と認識。また、蒟蒻・蕎麦・落花生等も良く、引き続きて銀杏もエエし、椎茸・しめじ・ヒラタケ等のキノコ類も良い。

果物では、色んな種類の柿がスーパーに並び始めていますね。こりゃ、季節の贅沢品ですね。みかんも本格化しつつあるし、キウイフルーツ等も旬のようです。

お花的には、そろそろ終わり掛けのキンモクセイ、これからと言うバラ、山茶花も良いようです。そろそろ紅葉も色付き始め、紅葉狩りのシーズン到来でしょうか。

行事的には、4年振りで大いに盛り上がりが期待?心配??されている10月末のハロウィン、11月初旬に全国各地で執り行われる酉の市、亥の子祭りで亥の子餅を食う等と言う風習もあるようです。更には、レジャーなのかどうかは知りませんが、銀杏拾いに紅葉狩りなんかもこの時期の大事な行事ですね

霜降の次は「立冬」(今年は11月8日~11月21日)。
まだ冬と言うには早い時期のような気はしますが、暦の上ではその頃には冬。既に前の寒露と今回の霜降で晩秋なのですが、次の立冬ではホント冬になるのかな。

と言うコトで、本日はココ迄。
明日は「漁師料理・鯛めし」ついてお届けして行こうと思います。


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