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9月8日(金)「二十四節気・白露(はくろ)」

今日の豊田は雨時々曇り。
最低気温は22℃、最高気温は28℃迄しか?上がらず。
台風13号が上陸したハズなのだけれども、この辺りは雨こそ降れ、荒れ模様とはならず。
今日からはタイトルの通り二十四節気白露入りし今年は次の秋分9月23日の前日の22日迄続きます。そして、同時に今日からは白露の初項、七十二候の「草露白(くさのつゆしろし)」(露が光って白く見える時季)となります。そうですね、雨後の草花は朝露に濡れて、中々に良いカンジになってます。さて、

昨日は「醗酵飲料(焼酎)・黒木本店の各種焼酎」についてお伝えしましたが、今日は「二十四節気白露(はくろ)」についてお伝えして行きたいと思います。
 
白露。
大気が冷えて来て露が降り、白く輝くように見える時季。上述の七十二候の草露白と同じですね。今年は本日9月8日から22日がこの時季にあたります。

この時季に美味くなって来るサカナとしては、秋鮭サンマ・戻りガツオメイチダイこはだシマアジカンパチワタリガニ(秋シーズン)等。
8月下旬には高値であったサンマも漁の本格化に伴い徐々に値段も切り下がっていて庶民価格になって来たのがウレシイですね。先週は1匹200円で買いましたが、恐らく更に下がってくれるコトと思います。
今年は秋鮭も豊漁なのか、筋子の値段は昨年比1~2割程度安いような気がします。今シーズンは既に2回もイクラ醬油漬け作りましたが、やっぱ添加物等一切入っていない自家製は美味いです。
年に旬が2回あるワタリガニも、そろそろ秋シーズン入りで良くなって来てますね~。

アト、お酒の関係だと、そろそろ「ひやおろし」(秋あがり)が出回り始めている頃となってます。このひやおろしとは、寒い冬に仕込んだ日本酒を、春に火入れ(加熱処理)して、夏はそのまま涼しい蔵の中で貯蔵・熟成させ、秋になって二度目の火入れをせずに出荷するモノで、夏にじっくりと熟成させている為、角の取れた円やかで旨味の増した味わいが魅力の秋の限定酒なんです。
また、9月9日「重陽の節句」は別名を「菊の節句」とも言うコトもあって、菊の花を観賞するのもあるのですが、菊の花を浸した「菊酒」を飲む習慣もあるのです。
秋の美味い食材と共にぐびぐびしなきゃ(笑)。

この時季に旬を迎える野菜としては、夏野菜の茄子やトマトは継続中ですが、秋物っぽい里芋や落花生、栗、マツタケ・椎茸・シメジ・舞茸等のキノコ類など、可也秋らしさ満載のモノ共が旬を迎えつつあり、ウレシイ限りであります。
特に茄子については「秋茄子は嫁に食わすな」と言われるだけあって非常に美味いんですが、実はコレには2説あるのだとか。一つ目は、美味しいモノを惜しむ姑の意地悪から生まれた説、二つ目がカラダを冷やすとされるナスからお嫁さんを守る優しさから出た説。二つ目の説は知りませんでしたねぇ。マツタケは今はまだ中国産メインですが、そろそろ国内産も出始めつつあります(高くて手が出ませんが…)。

果物では、かぼすや酢橘(スダチ)等の柑橘系は好調ですが、巨峰やシャインマスカット等のぶどう類も絶好調。瑞々しいナシもまだ美味いですねぇ。イチジクも良い。

お花的には、秋の七草である萩・すすき・葛・なでしこ・おみなえし・藤袴・桔梗が挙げられますが(パッと様子が思い浮かぶのはススキのみと言う悲しさよ…)、鶏頭オシロイバナなんかもこの頃のお花なのだそうです(全然、ワカラン…)。

行事的には、前述の重陽の節句・ぶどう狩り・二百二十日流鏑馬・秋の彼岸入りなど。
既に幾つもの台風が襲来してますが、この時期には二百十日と共に二百二十日(立春から数えて220日目、今年は9月11日)のこの頃もまだまだ台風被害を受けるコトが多いので、まだまだ気を抜くコトは出来ません。
秋のお彼岸は秋分の日を中心とした前後7日間と言うコトなので、今年ならば9月20日が彼岸入りで、26日が彼岸明けと言うコトになります(知ってました?)。「暑さ寒さも彼岸まで」と言う慣用句があります。この暑さも彼岸入り迄には収まってくれるコトを願います。

白露の次は「秋分」(今年は9月23日~10月7日)。その頃は、もう本格的な秋になっているコトと思います。まだ暑さが残ってたらイヤですねぇ。でも、昨今の異常気象下であれば、ソレもあるかもなぁ。

今週はコレにおしまい。
来週は「有害鳥獣・アナグマ」についてお届けして行こうと思います。
それでは良い週末をお過ごし下さりませ~!


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