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メロディーに自分でコード進行を付けていく作曲方法


自由にコード進行を作って作曲していく方法についてよく聞かれるので一度noteにまとめておきます。

対象はコードの押さえ方を見て弾けるレベルであればオッケーです。

全体的な内容としてはコード進行の音楽理論的な話もしていきながら、自分でメロディーにあうコード進行を作って作曲できて、これさえ覚えていれば逆にコード進行表を分析できるくらいまでのことを書いていきます。

コード進行をパクっても上手く作れない?

これはいわゆる既存の曲のコード進行にメロディーを付けていく方法です。

巷でよく言われる方法ですがあるルールが守れてないために崩壊した曲になってるのをレッスンでもよく見てきました。

そのルールとはKey(調)の一致です。

この辺りの説明は後でしますが、適当に色んなアーティストの色んな曲の一部分だけ持ってきてツギハギのコード進行を作っても上手くいかないのです。

もちろんコード進行表なんかを参考にしてみてKey(調)を統一すれば立派な曲になりますが、それでもまだメロディーがそのコード進行に引っ張られてしまうので完全に自由な作曲とは呼べません。

ちなみにスタンド・バイ・ミーや、テイラー・スウィフトのWe Are Never Ever Getting Back Together(テラスハウスの主題歌)や、MAROON5のSunday Morningみたいに意図的に同じコード進行を繰り返して曲を作っていく方法もあります。

ただ、その場合はメロディーで展開を作っていかないといけないのでかなりレベルの高い作曲能力が必要になってきます。

ということで今回、紹介する方法を守ってもらえれば必ずKey(調)が一致するし、思い浮かんだメロディーにあったコード進行を自分で付けられるようになります。

作曲する前に歌詞を書こう!

これって意外と重要です。

もちろんラララ~でメロディーを考えてもいいですが、作曲初心者の方はメロディーがなかなか出てこない場合が多いです。

その点、先に歌詞を作っておけば、言葉のイントネーションの関係でメロディーも生まれやすくなります。

また作ったメロディーを忘れにくいという利点もあります。

とりあえずスマホとかのメモに適当で良いので歌詞を作ってみてください。

ここでのポイントは作るのは1番だけです。

というのも1番の文字数と2番の文字数が違いすぎると当然メロディーの中に収まりきらなくなります。

2番の歌詞は1番の歌詞で出来たメロディーから作って行きましょう。

コード進行を付けていく上で大事なこと

基本的に自分でメロディーを作った場合、それに合うコード進行が頭に浮かんでいるはずです。

「いや、浮かんでないっすよー」って人もいるかと思いますがそういう人は鳴っていることに気づけていないだけです。

じゃあ、どうやったら気づけるかというと実際にコードを鳴らしてみるとピンとくるものがあります。

それが頭で鳴っているコード進行です。

ただコードの数はとてつもなく多いです

それを片っ端から調べていくのは効率が悪すぎます。

なのでまずは当たりをつけるコードの数をグッと減らします。

すると正解も見つけやすいですよね。

中には前後の動きがルール化されているコード進行もあるのでそういうものも学んでいきましょう。

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