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この情景はなんだろう、耕作放棄地に草が生えている。その背景はなにか

 日本の縮図とでもいうか、少なくとも一昨年までは、ここは稲作、水田だった。滅多に通らなかったが、最近、散歩の近道として、よく通る。
 まず駅へ行くのに距離が短い。
 あぜ道なので、当然、自動車が通らず安全、バイクも来ない。自転車は危ないのは、自転車の方、ぬかるんだ道を自転車で行くと転倒の可能性がある。そのまま泥沼へ落ち込む。笑いがもらえる(笑)
 雑草、名前が無いわけでなかろう、朝の連続ドラマを観ていると、すべての植物に名前がある、なければ発見!大発見にならはずだ。
 セイタカアワダチソウも、ここらでは見かけない。やはり外来種は、しだいに消えて行くか。在来種も、かつては外来種であったろうに。
 ただの荒地であるが、時期的、特に春ごろは、いろいろな花が咲く。
 都会でも田舎でもない、ありふれた昔は、田んぼ、そんななかのあぜ道、
この雰囲気が好きだ。
 田畑が放置されて荒地になり、しだいに温度が上がって、名も知られない草が伸び放題となった。
 少子高齢化による農業人口の減少、農業機械の高騰(昔から高いのか、知らない。)、肥料や苗も高い、米価下落、モチベーションの低下、農業者への評価、いろいろあるだろう。
 手がかからないから、モチベが下がる。
 理の当然だ。
 いつだってどこだって、人がいない。
 機械で休みの日にやれる。熱意が失せるのではないか。
 米がなければパン食べたらなんて、フランス革命のときの王女様みたいに。ウクライナ戦争で小麦調達が心配になったら、政府はコメを食べろって。なんか一貫性もないし説得力もない。聞く方も、あまり心配していない。
 極めて大事な事なのに、上から下までノウテンキ。
 これからも、どんどん耕作放棄は増えていく。
 誰でも農業はできない。
 いろいろ要件が多い、規制改革に熱が入らない。
 まぁいいか。どうしようもない。利権がいっぱい。
 汚染水と同じ、どうにもならない。やっと無理やりで、かたづく気配。
 いつまでもほっとくと、あとが困る。
 早く片付けよう
 そういうことで。
 明日もがんばろう。おやすみなさい。

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