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最近感動したことは「鈴木心写真館」です。

我が家では、年に1度、家族写真を撮ることにしている。今年は、写真家の鈴木心さんが川越で「出張鈴木心写真館」を開催すると知り、すぐに申し込んだ。

心さんは、企業の広告写真を撮影する傍ら、写真のワークショップを開いたり、写真を自由に使用できるwebサイトを立ち上げたり、写真館を開いたり、炎上したかと思えばコーヒーショップを開いたりと、とにかく多彩に活動されている人だ。

僕が心さんを知ったきっかけは、2008年の「写真」という個展だった。当時は、すでに広告業界でトップクリエーターとして活躍されていたと記憶している。

それからしばらくして写真館を開かれたことを知り、いつかお願いしたいと思っていたのだが、今日ようやくその日がやってきた。

指定時間に会場に着くと、受付をすませテーブルに荷物を置いて椅子で順番を待つ。待ち時間には、1家族につき1人のスタッフがついて、子供の名前や好きなこと、今回参加したきっかけなどをヒアリング。その内容を心さんに共有してから撮影がスタートする流れだった。

撮影は無音撮影で撮られていることを感じさせない。我が家は、犬も一緒だったので、どんな風にレンズの方に振り向かせるのか気になっていた。僕らから2mほど離れた場所に立つ心さんは「ワォン、ワォン、ワォン、ワォン」と犬の鳴き声で注意を引いた。なるほどそうやるのかと感心した。大人がする犬の鳴き真似は、子供だけじゃなくて撮られる側の大人も自然と笑顔にさせてしまう。

撮影後は、5〜10分ほどでプリントが仕上がり、受け取ることが出来る。同時にGoogleフォトでも期間限定でデータを共有してくれる。ここまでの時間、受付を含めてトータルで15分ほど。

全てを終えて、撮影そのものよりも「鈴木心写真館」というサービスに心底感動していた。

一人で小躍りをするくらい、仕上がった写真は素晴らしかったのだけれど、その撮影時間がわずか30秒程度だったこと、それを実現するためにあらゆることが効率化されていたことに感動していた。

撮影時間は短いが、適当に流れ作業で撮影している訳ではなく、被写体の良さを引き出すために様々な準備をした結果として、30秒という短い時間が実現出来ているように感じた。

子供がいると、どうしても気を使ってしまうのだけれど、15分ほどであれば負担も少なくて嬉しい。

予約からお渡しまで、全体を通してとても良い体験になった。

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感動ポイント
・事前予約による受付の時間短縮(メニューは1つ、撮影カット数を指定)
・所用時間を15分単位に分けることで撮影までの待ち時間短縮
・無音撮影による撮られるストレスの軽減(ソニーα7Sも偉大!)
・鈴木心、百戦錬磨のコミュニケーションレパートリー
・プリント専属スタッフの配置による受け取りまでの時間短縮
・Googleフォトでのデータ共有によるストレスフリー
・仕上がりの写真最高


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