M.Imamura( IT企業のHRマネージャー/ ATDメンバーネットワーク・ジャパン理事)

※内容はすべて発信者個人の見解です。 https://mobile.twitter.c…

M.Imamura( IT企業のHRマネージャー/ ATDメンバーネットワーク・ジャパン理事)

※内容はすべて発信者個人の見解です。 https://mobile.twitter.com/M_IMAMUR

最近の記事

デモグラフィック型に偏ったDEI推進にモヤモヤしていませんか?

私が理事を務めている人材開発・パフォーマンスに関するグローバルな組織であるATD(※1)の日本支部(ATDメンバーネットワーク・ジャパン)のスタディグループの一つである「HPI(※2)スタディグループ」では、毎年様々なHRのテーマをHPIという切り口で整理し、提言する活動を行っています。 ※1  The Associaton for Talent Development ※2  Human Performance Improvementの略でATDが推奨している    パフォ

    • 2024年のHRのトレンドは?

      オランダの学習機関"Academy to Innovate HRアカデミー(略称AIHR)"が2024年のHRのトレンドをまとめています。 日本のHRの皆さんが感じられている課題感と似ているものもあれば、なかなか気づいていない観点もありそうので、非常に興味深い内容です。 個人的には、5.7.9は意識的に取り組みたいテーマです。 4.の観点は正直、持ってなかったです。 Resolving the productivity paradox(生産性の逆説の解決) Tapping

      • アジア最大規模の人材育成会議「ATDアジアパシフィックカンファレンス2023」参加レポート

        人材育成の国際会議としてよく知られているATDのアジア地域でのカンファレンス「ATD Asia Pacific Conference(ATD-APC)」(開催期間:10/24-26)に4年ぶりに参加してきました。 ATDと言えば本場アメリカでの大会(通称:ICE)が有名ですが、2014年から台湾で開催されているこの大会は、ICEに比べるとセッション数はもちろん多くないものの、その分じっくりと参加するセッションを吟味できる利点があり、また、アジアならではの親近感やエネルギーを直

        • 人的資本開示は誰が主導してる?

          私が理事を務めている人材開発・パフォーマンスに関するグローバルな組織であるATD(※1)の日本支部(ATDメンバーネットワーク・ジャパン)のスタディグループの一つである「HPI(※2)スタディグループ」では、毎年様々なHRのテーマをHPIという切り口で整理し、提言する活動を行っています。 ※1  The Associaton for Talent Development ※2  Human Performance Improvementの略でATDが推奨しているパフォーマンス

          人材育成国際会議「ATD23」参加レポート

          今年も世界最大規模の人材育成国際会議ATD International Conference & Expo(通称:ATD-ICE)がアメリカ・サンディエゴで開催されました。 2020年はコロナ禍の真っ只中でバーチャルのみの開催、2021、2022年はバーチャルとリアルのハイブリッド開催でしたが、まだまだリアル参加者もコロナ前には戻らず、という状況でした。 しかしながら、今年はATDが創立80周年という記念大会ということもあり、リアル参加者が約9,000人、バーチャル参加者

          次世代人材育成担当者の学びの場「Talent Hub」始まります(presented by ATD-MNJ)

          私が理事を務めているATDメンバーネットワークジャパン(MNJ)から新たなイベントのお知らせです。 今回は、人材開発/組織開発に携わる若手の皆さんや新たにL&D領域に携わることになった方、若手のHRBPの皆さんを対象としたの学びの場「Talent Hub」のご案内です。 今回のイベントの企画の背景ATD-MNJではこれまで様々なイベントを行ってきましたが、ATD-MNJを知って頂いている方のイメージとしては、ATD-ICE (International Conference

          次世代人材育成担当者の学びの場「Talent Hub」始まります(presented by ATD-MNJ)

          人事戦略のデータストーリーを考える

          今回は私が理事を務めているATDメンバーネットワークジャパン(MNJ)から、の無料ワークショップのご案内です。 今回は、組織・人事に携わっている方々にとって、今、最もホットな テーマの一つである「人的資本経営」について、ATDジャパンならではの 切り口で向き合えるワークショップを企画いたしました。 参加費は無料ですので、テーマにご興味/ご関心のある方は、ぜひご参加 ください! ■テーマ 「人的資本経営への向き合い方:人事戦略へのデータストーリーを考える」 ■開催日時

          で、人的資本開示は何を基準にすればいいの?

          この記事を書いているのが2023年5月ですが、そろそろ3月期決算の会社の有価証券報告書が出てくるタイミングとなり、日本においても各企業の人的資本開示が本格的に動き始めます。 こうした動きの中で、人事担当者や人的資本開示をご担当されている方はよくご存じかと思いますが、一口に「人的資本開示」と言っても、実はスタンダードになりうるようなフレームワークやガイドラインがいくつか乱立(?)していて、素人にはまずもってわかりづらい状況にあります。 詳しく知りたい方は、経産省の「人的資本可

          人的資本開示の国際標準規格「ISO30414」についてChatGPTに聞いてみた

          以前の投稿でもご紹介したように、HR業界で今大流行りの人的資本経営(開示)に関する国際標準であるISO30414については、プロフェッショナル認定資格(ISO30414リードリードコンサルタント/アセッサー)があり、認定取得者は社内外のコンサルティングや認証機関と共に組織認証の審査を実施することが出来ます。 私も昨年認定資格を取得したので、改めてISO30414の取得メリットやプロセス、留意点等を整理していたところ、ChatGPTなる衝撃的なAIチャットが出現。これはどんな

          人的資本開示の国際標準規格「ISO30414」についてChatGPTに聞いてみた

          (続)「選ばれる会社」になるために人事は何をすべきか?

          以前、以下の投稿でご紹介した「選ばれる会社になるための人事のリスキリング」に関するアンケート結果がまとまり、12/6-9に開催されたATDジャパンサミットにて報告を行いました。 今回のアンケートでは、投資家、顧客、地域社会、求職者等のステークホルダーからの期待値の変化やHRとして果たすべき役割、成果、知識・スキルの現在と将来、更にはHRパーソンの学びの実情(の学び方、学習時間、学びへの投資)等を調査しました。そして、その結果を踏まえて、HPIスタディグループとして今後のリス

          (続)「選ばれる会社」になるために人事は何をすべきか?

          人的資本開示の国際規格「ISO30414リードコンサルタント/アセッサー」資格を取得しました。

          「人的資本経営」という言葉がバズってます。 こんな投稿をすること自体、その一翼を担ってしまっているのかもしれませんが、昨今のHR関連のセミナーやイベントのタイトルには、かなりの高確率で「人的資本」という冠がついている印象です。 人的資本開示の流れ 改めて、海外/国内の人的資本開示の流れを少し整理すると、こんな感じでしょうか。 もう少し詳しく見てみると、  ・経産省主導の「人的資本可視化指針」  ・金融庁主導の「有価証券報告書」での非財務情報の開示   (2022.11.

          人的資本開示の国際規格「ISO30414リードコンサルタント/アセッサー」資格を取得しました。

          「選ばれる会社」になるために人事は何をすべきか?

          私が理事を務めている人材開発・パフォーマンスに関するグローバルな組織であるATD(※1)の日本支部(ATDメンバーネットワーク・ジャパン)のスタディグループの一つである「HPI(※2)スタディグループ」では、毎年様々なHRのテーマをHPIという切り口で整理し、提言する活動を行っています。 ※1  The Associaton for Talent Development ※2  Human Performance Improvementの略でATDが推奨しているパフォーマンス

          「選ばれる会社」になるために人事は何をすべきか?

          人材育成国際会議「ATD22」参加レポート

          今年も参加しました世界最大規模の人材開発/タレント開発の国際会議「ATD22(ATD-ICE (International Conference & Expo))」。 コロナの影響で、2020年はバーチャル開催となり、昨年と今年はバーチャルとリアルのハイブリッド開催となりましたが、今年はアメリカのオーランドで開催され、リアル参加者もかなり戻ってきたようでした。 コロナ前の参加者は約13000人ほどだったようですが、今年はリアル(5400人)、バーチャル(2500人)とあわせ

          AIHRアカデミー「People Analytics Certificate Program」で学べること

          前回の投稿では、HRプロフェッショナルとして必要なスキルをオンラインで学べるオランダの学習機関"Academy to Innovate HR(略称AIHR)アカデミー"の概要や、certificationを取得した「People Analytics specialist」のシラバス等をご紹介しました。 今回は、「People Analytics specialist」のcertification取得を通じて学習したことを自分なりに整理するためにも、どんなことを学んだのか、ど

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          ピープルアナリティクスを学びたい人事の皆さんにおススメです

          以前、以下のnoteで書いたAcademy to Innovate HR(略称AIHR)が認定している「People Analytics」のcertificationを取得することが出来ました。このAIHRは、2016年に設立されたオランダのアカデミーで、HRプロフェッショナルとして必要なスキルをオンラインで学べる学習プラットフォームです。 https://www.aihr.com/ People AnalyticsやDigital HR、OD等11のcertificat

          ピープルアナリティクスを学びたい人事の皆さんにおススメです

          今年はピープルアナリティクスにチャレンジ

          久々にnote更新です。 今年から本格的にピープルアナリティクスの勉強を始めました。 個人的には、ここ10年ほどは人材開発、組織開発にどっぷり関わってきたのですが、ここに来て新たな領域へのチャレンジで、とてもいいアンラーニングの機会になっています。 ※アンラーニングについては、以前ここで紹介させて頂きました AIHRという学習機関私が学んでいるのは、「Academy to Innovate HR」 、略して「AIHR」というオランダの学習機関です。 ※AIと略しているので一