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「シニア」に代わる言葉はないものか。

65歳への定年延長がいよいよ本格化し、「人生100年時代」という言葉が一般化されつつある中、どうも企業における「シニア」という言葉の使い方が気になっています。この言葉の響きには、どうも「やる気も体力も薄れそこそこの仕事しかできない人たち」というマイナスのニュアンスが漂っていると思うのです。
「女性活用」もそうでしたが、どうもこの前提で「シニア活用」と言われても、シニアと言われている人たちも、活用しようとしている企業も本当にハッピーになるのかどうも疑わしいと感じています。年齢的な基準?役職から外れた人?役員もシニアなの?などなど、定義は使う人によって様々でいいとは思いますが、これまでのシニア(と呼ばれいてる年齢の人々)がマイノリティであった時代から、今後は社会において大半を占める人たちになるのは確実です。ポジティブとまではいわないけど、せめてマイナスイメージでない適切な言葉が生まれると、この国の労働市場ももっともっと活性化していくはずなのに。

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